つばさの党

つばさの党の東京15区補選での活動の概要


東京て区の補欠選挙の応援に入って、たまに黒川氏らを見かけることがありました。
彼らは、見かけたかぎり、暴力的ではなかった。
彼らのやったことを見聞きした限りで書き残しておこうと思う。


彼らは行動をYouTubeで配信していたので、その中での行動は、言葉が乱暴であったがやはり暴力的ではなかった。演説しようとしてるほかの陣営にマイクでいろいろなことを言っていた。
たとえば、であるが以下だった。
1)当選した酒井さんには、「消費税あげるんですか?」酒井さんは、完全無視をしていた。
2)須藤さんには、「がんばってください」。両陣営は、互いににこやかだった。
3)金澤さんには、セリフ詳細を忘れたが「大阪万博に当否」これに対し、音喜多氏が対応。また候補者も動揺があったかもしれないが、しっかりと対応していた。
4)日本保守党飯山氏には、「イスラエルのジェノサイド」関連。一番喧嘩腰だったように思う。しかし直接対峙のシーンは、見られなかった。飯山候補をはじめ関係者は、ユーチューブで、つばさ陣営を非難していた。
5)参政党候補(氏名失念)には、「神谷氏の不倫、公設秘書だった人の自殺問題」などを問うていた。
6)N国の候補者には、一切かかわらなかった。これは、候補者自身が遠隔地(エベレスト登頂中)からの立候補だったためと思う。ちなみに得票数では、N国候補につばさ候補は劣っていた。
7)元職の秋元司氏にも一切かかわらなかった。理由は、完全に落選するとの状況分析なんだと思う。
8)無所属を標榜し都民ファーストの会、国民民主党推薦の乙武候補には、「かつての不倫問題、さらに元配偶者へのモラハラ問題」「小池都知事の学歴詐称疑惑」を追求する言説をしていた。

かれらは、凱旋しながら「Hey Hey Hey」と言って、録音テープでターゲットにした候補者への悪口を含む質問事項を延々と流している感じに見えた。女性候補には、ばばあ、くそばばあ見たいな言説もあった。全員にあったかどうかはうろ覚えだ。

メディアの報道内容と各候補陣営の対応

メディアは、彼らのヤジなのかどうか微妙な言説の全部をあえて報道をしていない。
立憲民主党の当社選した候補者は、消費税を上げるのか?あるいは増税に賛成なのか?
日本維新の会の候補者は、大阪万博について賛成なのか?
事実上小池氏の配下にあったともいえる候補者は、小池氏のカイロ大学卒業に関する疑惑についてどう考えているのか?
これらの質問は、有権者が聞きたいことだと思う。


選挙の意味を考える

本来、選挙は、国民の代表を選んで、国民が従うべきルールを作らせることを目的にしていると思う。従うとは、権利を制限したり、義務を課すものだ。だから、選挙で、候補者は、国民の代表にふさわしい人か?を考えるヒントとして演説を聞いて、個々の国民は、誰に入れるかを考える。
そこで、演説を聞く権利を重要と言われる。

しかし、演説でアピールされるのは、自己PRばかりだ。不都合な質問にも堂々と答える者の方が信頼したくなる人もいると思う。
聴衆が手をあげて、「質問があります」と言っても、候補者や応援演説に来た政治家がしっかりと選挙民にこたえるとも限らない。

ここの不完全燃焼感を考えると、立候補者が各陣営に論戦を挑もうとするのは、そこまで悪いことではないと思う。

美辞麗句を並べ立て、場合によってはウソをついているかもしれない候補者の台本にないトーク力が問われるのは、より深く候補者を知るためには、悪い方法ではない。

つばさの党のような、他候補に論戦を挑み、選挙民に判断材料を提供するような戦い方は、これから重要になってくると思う。
一方で、「ばばあ」、「サイコパス」、「売国奴」とか悪口を言うの話だ。加えて太鼓を鳴らしたり、演説途中で大音量で敢えて邪魔をするのも、なし。まずは、台本のセリフ通りの演説を聞いて、そのあとに絡みに行くの
は、悪いことじゃないと思う。

つばさの党は、支持しうる政党か?私の考え

ここからは、私がつばさの党を支持するか?を考える。
結論は、まったく支持しない。政策が相いれないからだ。
つばさの党の主張で私の記憶にあるものは以下だ。
1)全部安倍のせいだ。おじいちゃんの代からCIA。
2)ユダヤマネーをぶっ壊す。
3)創価学会は、カルト(杉田氏)

一部正しいが、ほとんど間違っていると思う。
1)株価が上がるきっかけを作ったのは、安倍元総理とそのブレーンたちのおかげだ。安倍氏の祖父の岸氏は、CIAだったのかもしれない。しかし、単純にCIAのエージェントだったのか?エージェントでなくとも手を組みうる人物にCIAがコードネームを付けているのはよくあることだと思う。GHQの時代は日本の混乱期だった。そこで、赤化を防ぎ、最小限の国体を守り、さらに復興をしなければならないときに、のし上がった人の一人が岸氏であるが、ただただ我田引水のためにCIAに魂を売ったとは到底考えられない。
仮にCIAだから悪っていう発想も物事をシンプルにみすぎているのだ。
2)ユダヤマネーは、ある。でもユダヤとかフリーメーソンとかイルミナティとか、なにか特定の利権集団が世界を牛耳るほど世界は、単純でない。ユダヤマネーをぶっ壊しても世の中がよくなるとは、思えない。そもそもユダヤマネーの定義もあやふやな印象だ。
3)創価学会は、カルト。これには、半分賛成する。しかし、オウムのような狂信者で教義に基づいて殺人を犯すわけではない。国会議員を60人近く輩出している現状は異常だ。統一協会ばっかり報じて、現実にここ数十年政権に居座ってる宗教団体がいること自体は、追及すべきだし、宗教法人が税務上相当優遇されていること自体も見直してほしい。
しかし、この一点でつばさの党を私が支持する理由にはならない。

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