推しについて 〜1〜


自分にとって「推し」とは、「自分の人生において尊敬すべき人」という認識である。
どの部分を尊敬しているかは推しによって異なるが、その部分は共通している。
よって、自分はいわゆる“アイドルオタク”ではなく、「人生において尊敬すべき人がたまたまアイドルグループに所属していた」だけである(と自負している)。

これから、推しについて述べようと思う。



まずは、潮紗理菜さん。

まずは、ブログを読んでみてほしい。彼女の豊かな感受性、清い心、誠実な姿勢が伝わってくるであろう。頭の中を覗いてみたい。

言葉に助けられ、ときに言葉に傷つけられ、それでも言葉を大切にしてきたからこそ、他人の心に残る言葉が生み出せるのだろう。
さらに、自分が惹かれたのは、その文章力だ。
彼女特有の自分にはない視点から捉えた彼女の頭の中に広がる世界を、温度そのままで受け手に届けてくれる。彼女自身は文章力がないと言うが、そういった文章を創る力は後天的に身につくものではないので、感心するとともに羨ましくも感じる。
その芸術的ともいえる言葉の扱い方と文才は、文字に著すときよりも、話すときのほうが本領が発揮される。文字に著す場合は頭の中に浮かんだ伝えたいことを少なからず添削推敲してしまうが、話す場合にはそれがない(ように感じられるくらいスラスラと内容の濃いことを話してくれる)。
おしゃべりだと揶揄されることもあるが、少しだけでも彼女の頭の中を覗けたようで嬉しくなる。

また、自身がライブが一番好きと語るように、ライブでの彼女は一層輝いている。
のびやかで透き通った高音の歌声、しなやかでキレのある美しいダンス、繊細な心の機微まで表現しきる表情。それらが組み合わさり、表現者としての彼女の溢れんばかりの魅力を形成している。
編集中のタイミングでちょうど参考資料がアップされましたので是非。


そして、テレビ番組でも独特のキャラクターで爪痕残している。
『ひらがな推し』番組開始当初は、いろいろな目がある中で自分を出すのが怖かったと言うが、元メンバーの井口眞緒のサポートもあり、恐怖心が消えて持ち前のキャラクターを出せるようになった。
最近では妖しげな小道具を取り出す「サリえもん」というキャラクターが定着しつつある。これもインドネシア出身という並みでない経歴を十分に生かした結果である。

彼女の現在の夢は、ラジオやナレーションや声優といった声を扱う仕事をすることだ。これも過去の彼女では公言できていなかっただろう。
「夢は言葉に出すと叶う」という言葉を彼女は使うと同時に、
「叶えられないから夢は夢であって、でも夢見てる時間はいつだって前向きで追いかけるために走ることはきっと無駄にならないでどこかできっと自分を助けてくれる」と語っている。
その考えを根底に持ち、表明できる彼女だからこそ、絶対に夢を叶えてほしいと思うし、叶えさせてあげたい。


まだまだ書き足りない部分はあるがまた別の機会に。
ありがとうございました。


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