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Evidenceに迫る-いる?-

はじめに

一般的にもよく使われるようになったこの言葉。『evidenceや、科学的根拠』いったい何を意味し何を表すのか?そして、本当に必要な時はいつなのか?疑問にも思わなかったギモンに目を向ける。

Evidence-エビデンス-とは?

エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。一般用語として使われることも増えてきており、多くは、以下に示す分野における学術用語や業界用語としてそれぞれに異なる意味合いで使われている。

一般には、医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す[1]。エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用される。

この分野において、「エビデンスがある」と言えば、一般的には「科学的根拠」という意味であり[2]、「エビデンス・レベル」は、個々の修正が適切であれば、確率の「信頼度」と言い換えることができる。
Wikipediaより引用

根拠=『信頼度』、『信頼感』≠根拠

上述の内容を踏まえると言ってみたらシンプルにこんな感じなのだろう。『信頼』される情報かを決める際数字の足し算、引き算、割り算…。様々な手法で紡ぎ出されるのが「根拠」と言うモノなのだろう。

これに対して、逆説は成り立たないのだが「あの人が言ったから、あの人が言うのなら」と言う心理は働きやすく、テレビやメディアを通じて認識してしまう場合も多いのでは無いだろうか。

求められるのは根拠か信頼か

数字や恣意的に設定されたデータを重ねて得られる根拠。これは対峙するお相手一人ひとりへの対応の結果得られたものだ。深く考えてみれば、数字や恣意的に設定されたデータは、対応の結果の一部であるが全体では無い。と言うことは…

一部の世界では根拠も必要、しかしまずは信頼度を上げる事が最も重要なのではないか。

最後に

積み上げるのは数字でも恣意的に設定されたデータでもなく「信頼(効果があったと言ってくれる人を増やすこと)」だろうと思う。その信頼の集積の中で共通するデータを拾い集めたのが根拠と言われる代物だ。データ(根拠)を見るときにはその背景にある信頼度を判断するチカラも必要なのだと僕は考えている。

おまけ

「白か黒で答えろ」という 難題を突き付けられ
ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 
迷ってるけど
白と黒のその間に 無限の色が広がってる
君に似合う色探して やさしい名前を付けたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ
Mr.Children GIFT 作詞/作曲 桜井和寿

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