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藤沢から出たら、寒かった。【自作二重窓ノススメ】

2022年の半ばから徐々に耳にするようになった光熱費の値上げ。

思い立ったが吉日、今年は冬をもっと暖かく、省エネで過ごすべく、
ホームセンターへ向かい、「自作二重窓」を制作する準備をしはじめた、という話。

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温暖な藤沢の団地で未成年期を過ごしてから、同じ神奈川県内のマンションへ
何度か移り住みましたが、川崎や横浜は、住んでみると、やっぱり寒い。
2-3度の差は寒い。

冬の防寒対策でかなめとなるのは、窓からの冷気対策。

・窓に貼るプチプチを全面にはる
・プラダンで冷気シャットの衝立を設置する

などの対策はしてみたものの、いぜん窓からの冷気はすさまじく、
6畳の締め切った室内でも、着込んでいないと手足が冷たくなる。

窓プチプチ+こんな感じの衝立で、何もないよりははるかに良いものの。。。
https://e-concern.com/window-insulation/  より

上下靴下それぞれ最低3枚を重ねているのに、コタツから出られず、
コーヒーがすぐに冷たくなる。

ところで。
調べると、日本は窓枠の主流が圧倒的にアルミ。
熱伝導率が高いので、冬は朝晩に冷気を部屋へ流す原因にもなっています。
おそらく地震対策なのだろうけど、
酷暑と極寒を繰り返す国なのに、アルミ。日本、効率わるう。

スウェーデンホームジャパン HPより

真冬でも室内を半袖短パンでアイスを食べながら裸足で歩き回れる、という
北欧国の家は、法律で三重ガラス窓にするように定められているのに加え、
温水循環式のセントラル・ヒーティングが家中に張り巡らされ、
24時間使用できるようになっている。

セントラル・ヒーティングは叶わないとしても、窓の対策はまだ改良の余地があるかもしれない。

ということで、調査をしてみると、自作で二重窓を作っている人はゴマンといました。

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個人的に、参考になったのは、以下の2つのYouTube。
特に、材料選びでは、この2つのいいとこどりをしました。

1.muji seikatsu  https://youtu.be/VnYi012nBHg
ベランダ窓1間分の予算も書いてあります。およそ8千円台。
中空ポリカーボネートは1枚2500円しますが、養生用の1枚250円のプラダン
よりも、透明度と強度で捨てがたい。
なぜなら乳白色のプラダンは、加工中に折れやすいし、部屋を暗くしてしまいます。

発信者は女性。

2.かずちゃんねる https://youtu.be/9LMIdl3XZU8

こちらは低コスト予算で徹底してます。
muji seikatsuではレールや板の端に「カブセ」という部品を使いますが(数百円)、
こちらではより安価な「モール(配線カバー)」を提案しています。

低コスト・省パーツ数が参考になりました

上記の2動画を参考に、窓部分はプラダンでなく、日差しの入るポリカを選択。
レールはモールにしたところ、ホームセンターで以下のコストで揃いました。

ベランダ窓1間分(税込):
ポリカ板 4mm厚、1820x910サイズ x2枚 =5148円
上下レール(モール)1号 1mx2本       =356円
左右レール(モール)ミニ 1mx2本        =308円
板の左右につける補強(ジョイナー)3.5サイズ 1820mmx4本  =228円
合計 6040円

ジョイナーは1本50円ちょっと。カブセより断然安い。

寒くなる前に、これから組み立てに入ります。

2重窓でメリットとして挙げられている、
・結露がめっちゃ少なくなる
・昼夜の気温の落差がなくなって、体の負担がへる
など、室内の藤沢化が叶ったら、サザンかけてガリガリ君をほおばろうとおもいます。

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