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手元撮影ならリングライトも有効的


リングライト侮るべからず

「リングライト」って基本的には顔を360度全方向から照らしてくれるからすごく綺麗に映してくれるという目的で広まっていた記憶があります。

さらに、少し距離を置くと目の中にリング上に光が浮かんでくれるのが可愛く写り、ハート型、星型など少し遊び心のあるものも結構売られています。

ですが、
オススメしたい使い方は、「物撮り」です。

光を等間隔で当ててくれるので物体が綺麗に写せる

撮影するにあたって”光”はものすごく大切です。
これは断言できます。

特に手軽に撮れるiPhoneは光量が少ないところでは著しく画質があれます。
夜、外で動画を撮影するとものすごくジラジラすると思うんですけどあれです。

それでも13シリーズくらいからは割と性能が上がってきて耐えれるかな?くらいにはなってきてますが、実際にPCでいざ編集!となると画面のざらつきにうんざりします。

少し話が脱線しましたが、

光を同じ距離で、全方向から照してくれることで物体を綺麗に見せられるのでリングライトがオススメです。
ライトの形状は等間隔から当てたいという意味で「丸型」を選ぶのが妥当です。

1方向のライトと全方向のライトの違い。

実際に物撮りしてみるとこんな感じです。

リングライトで撮影
通常のライトで撮影

いかがでしょうか?
ライトの指向性と言いますか、見え方が全然違いますよね。

ライト自体の性能みたいなものも関係するとは思いますが、
全体の雰囲気もリングライトの方が良く見えているんじゃないかと思います。(通常のライトは若干正面からずれていると思いますが)

1方向ライトの場合は、
光の当たってくっきりしているところができる反面、反対側に暗い影が出てきてしまいます。
背景が明るい場所や色味であれば良いのですが、暗い場所では被写体の影が背景にとけてしまって見分けがつかなくなってしまうのもツライところ。

全方向ライト(リングライト)の場合は、
全体的に光が当たるので、影も生まれますがそれぞれの光が打ち消してくれるので暗い影にはならず淡い雰囲気になります。

この特性を活かして背景に距離感を持って撮影をすると。
ボケをうまく背景に入れ込んだ形で撮影もできてしまいます。

注意してほしいところも当然ある

メリットがあればデメリットもある。
撮影の目的や場所によっては全く意味がない可能性もあるので実際に使っている中で注意してほしいところもご紹介します。

被写体のサイズ感

手軽にいい感じの撮影はできるのですが、あくまで被写体がこのライトの中に収まる場合に限られてしいまいます。

ライトの中に収まらないと光の外側には当然影が出てしまいます。
もちろん光なので被写体とライトの距離を広くとれば光の中に収められるのですが、その分明るさも弱くなっていきます。

なので、机上での撮影が基本の場合は割と万能的に力を発揮してくれます。

タイプによっても使い勝手が変わる

ライトの形状自体は「丸型」を選択していれば特に問題はないと思います。
星型、三角などは正直「物撮り」という内容では使いにくいでしょう。

ここで注意してほしいのは、2点。
・スマホの固定具
・スタンドの取り付け方法
です。

色々な形状が発売されていると思いますが、撮影を主に使いたい場合は必ず
この3点に分離できるのか確認しながら購入してください。
1、スマホホルダー
2、リングライト本体
3、三脚
です。

1、スマホホルダー

私の持っているタイプはホルダー側に1/4ネジと言われる一般的にカメラ関係のものに使われているネジが付いてました。

これが一番困る!

なぜかと言うと、他のスマホホルダーが取り付けしづらい。
大抵の場合は雲台やスタンド側にネジが付けられているのでホルダー側はネジ受けが用意されているのは一般的です。

一応解決策としては、両側にネジが切られているものを使って接続すれば良いのですが用意しなければならない手間とお金が必要になるのでリングライト側にあれば一番良いです。

2、リングライト本体

明るさの調節、色温度の調節ができるのが一番良いと思います。
撮影するときの環境や被写体の色味によって明るすぎるて白飛びしてしまう恐れがありますので必須です。

色温度と言われてピンとこない方もいると思いますが、「暖色(オレンジ系)/寒色(ブルー系)」の色味に変更できれば良いです。

できれば中間の色味と合わせて3パターンに変更できると使いやすいです。

※下の画像は極端に色が出ている時に撮影しているのでiPhoneで撮影する際は自動的に色味が調整されると思います。

左から、暖色/中間/寒色

3、三脚

安いライトだとライトに原価を割いているんでしょうね。
スタンド自体は「とりあえず立てばOK!」くらいのものしかないです。

ある程度安定はするものの、スマホ本体の重さや傾きに耐えられないです。
ここが交換不可能だとその後の利用方法がかなり限定的になってしまうので交換可能なことが前提で探した方が良いでしょう。

個人的には三脚で利用するよりも、机などに固定できるアーム型のものに取り付けて使うのが一番使い勝手よかったです。

手元撮影が主になるなら初心者はリングライトを使ってみよう

中古品の販売や、YouTubeなど一般人といえどお仕事の中で撮影をする人も増えていると思います。
・どうしてもうまく撮れない
・構図はいいけど見栄えが悪い
こういうお悩みがあるなら一番はじめに手に入れるライトとしては良いのではないでしょうか。

選ぶ時には十分注意して使ってみてください!

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