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#18 2021/02/07②ー小林萌花さんの曲の解釈

はい、本日2本目。小林萌花さんの曲の解釈についてです。

小林萌花さんの音楽の学術的な話や曲の解釈がおもしろい!という噂は聞いていたのですが、解釈についてのブログを読んだのは今日が初めてでした。

BEYOOOOONDS「☘️可能性のコンチェルト 小林萌花☘️」 https://ameblo.jp/beyooooonds/entry-12436568072.html

あら、アメブロはサムネイル的なの出ないんですね。

可能性のコンチェルト、最近初めて知ったのですがめちゃめちゃアニソンで好きです。アニソンっぽいというかもうアニソン。何かのアニメとタイアップしてるのかと思ったらしてなかった。してくれよ。

この、何かのアニメの曲かな〜って調べてたときに小林萌花さんのブログを見つけたんですが、マ〜沸きましたよね。好きな子が好きな曲について言及している。


小林萌花さんが語るハロ曲についてのブログ、面白そう!と思って開いたら、まず今より髪が短い小林萌花さんがかわいい。どの長さでもかわいい。

かわいさに話が脱線しそうになるんですが、スクロールしていくと、導入として、のだめカンタービレ、信長協奏曲など、音楽用語が使われている漫画やドラマの作品を挙げてくれています。
音楽用語って、音楽をやっていない人にとってはハードルが高いと思うんですが、漫画やドラマのタイトルというポピュラーな身近な例を出してくれるのが優しい。し、普通にお話上手だ…。このあたりはおうちでもびよーんず学校でも感じましたが、小林萌花さん、話の展開の仕方が頭良いんですよね(という頭の悪そうな感想)。


さらに進んで、本題の可能性のコンチェルトについての話へ。
先に例に挙げた信長協奏曲の「コンツェルト(協奏曲)」と、可能性のコンチェルトの「コンチェルト」の違いについて触れた上で、小林萌花さん独自の、「コンチェルト」の解釈が述べられています。

以下は、信長協奏曲について。

「信長コンツェルト」というタイトルは
ソリスト(ソロ楽器演奏者)が
数十人のオーケストラを
率いて演奏するように

小栗旬さん演じる主人公が
周りを率いて天下統一を目指す様子が
「コンツェルト」という
一言で表現されていますね!

信長協奏曲の「コンツェルト」は、主人公(ソリスト)が、周り(オーケストラ)を率いる姿を表している、と述べられています。

それに対し、以下は可能性のコンチェルトについて。

協奏曲のソリストというのは
私たち演奏家にとって
「憧れの舞台」であります。
なぜなら、
協奏曲ではソリストが
輝かしい主人公だからです。
(中略)
そして「可能性のコンチェルト」には
そんな「憧れ」を目指す、目指"せる"。
意味が込められているのではないかと
思います。

なんとも演奏家らしい解釈というか。小林萌花さん自身も、協奏曲のソリストに憧れる演奏家であって、だからこそ生まれる解釈だと思います。

もし私がこの曲を解釈しようとしたとしても、このような解釈にはならなかったと思うんですよね。演奏家ではない私にとったら、コンチェルトのソリストがどんな人かを考えた場合、それはもう舞台の上で、オーケストラの前に立っている人なんです。まさに小林萌花さんの言う、信長協奏曲の「コンツェルト」のイメージ。ソリストがそこに立つまでの過程とか、憧れの気持ちに目を向けようとは、なかなか思えない。

だから、小林萌花さんの自分とは違う演奏家という立場での解釈は、新鮮で面白かった。私の中の辞書のコンチェルトという言葉に、新しい解釈を与えてくれました。


…とここまで、小林萌花さんの解釈がすごい!というだけの話を長ったらしく書いてしまったわけなんですが、自分がどう考えてるか、感じたかを書き表すのって、ほんと難しい。
改めて、小林萌花さんの伝える力を感じました笑

小林萌花さんの学術的解釈ブログ、他の曲についてもこれは早急に読まねば…と思っております。もっと小林萌花さんの考えに触れたい。あとは素晴らしき解釈ブログが生まれた瞬間に、リアルタイムで立ち会いたい!笑 


あととってもとっても余談ですけど、こういう現役音大生、現役ハロメンがする、ハロプロ楽曲の学術的解釈、絶対価値があるので関ジャム出ないかな〜とか、本出さないかな〜とか思わずにはいられない。

あと、いち演奏家としての小林萌花さんに、ソリストとして舞台に立ってもらいたい!好きなピアノコンチェルトはなんですか!ラフマ2番と3番どっちが好きですか!(ド定番)既出だったらすみません!








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