ありがとう、ささらママ
私がVRCで初めて授乳を受けたのはキタリナではなかった。
初めて授乳を受けたのは意外かも知れないがAiku_toroidoさん主催の『ママ集会』が初めてだった。当時幼女アバターを買ったばかりでとにかく使い所を探していた私は、知り合いもいないのにこの集会に単身乗り込んだ。
そこには私は3人のママに出会った。一人は魔いたけママ。もう一人は vtuber の霜月洒无ママ。そして3人目がささら白雪ママだった。
3名とも各方面で活躍するレジェンド級ママ達で、今振り返っても自分は豪華な赤ちゃんデビューだったと実感するし、あの高揚感と多幸感はずっと忘れないだろう。
ここから私は授乳カフェと通うことになる。つまりささら白雪ママに会っていなければ私は授乳カフェに足を踏み入れる事もなかったのかも知れないのだ。
通い始めた当時、忙しそうに走り回っていたささらママを今でもよく覚えている。
とにかく授乳スピードが早いささらママ。赤ちゃん達を5・6人並べて授乳する姿は『授乳無双』なんて呼ばれていた。しかし、その授乳はとてもスピードが速いが雑な感じではなく、全ての赤ちゃんに愛のある授乳をしていた。ささらママがインスタンスに来てくれると嬉しかった。自然と赤ちゃんが集まった。「はいはい、よちよち~」と言いながら顔を近づけてくれて、よく勢い余って頭の中見えて頭の中に広告が貼ってあって、それが見えると少し嬉しかったりした。
今思うとあの授乳無双は開店当時の忙しい中でも「すべての赤ちゃんに授乳したい」というママの優しさから生まれたのかもしれないと思う。その想いはQuest支店の多人数授乳にも脈々と受け継がれているが、あの無双を出来るのは、あの無双が許されるのは、後にも先にもささらママだけな気がする。
どの赤ちゃんにも何人の赤ちゃんにも、物怖じせず全員に真っ直ぐで遠慮のない愛情を注ぐ…そのエネルギーとパワーは私の中の「理想のママ像」の一つになっている。
今日でキタリナを卒業するという事。突然の知らせに本当に驚いた。最後に会いに行けなかったのが本当に心残りだ。
でも、きっとこれからは配信を通して、ささらママは愛情を必要としている世界中の人に向けて愛を振りまいていくんだと思う。それはとても素晴らしいこと。ささらママの愛を必要としている人が世界中に必ずいる。でぜひ届けてあげてほしいと思う。でも頑張り過ぎて無理はしないでほしい(。>﹏<。)
そしてまた、気が向いた時に僕たち赤ちゃんにミルクを飲ませに来てくれると嬉しいな。
あなたがママでよかった。たくさん沢山の愛情をありがとうございました。
円角
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?