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算数感覚ありますか?

といっても、特に難しくも複雑なことでもありません。二次方程式が解けないととか、三角関数ができないと、とかでもありません。

たとえば、コンビニやスーパーでお買い物をした時に、支払う前に買ったものの金額を大体感覚としてもっていますか?といった程度のことです。
たとえば、パンと卵、牛乳、野菜を数種類、肉のパックを1つくらい買ったとして、レジで三千何百円とか言われたら、さすがにあれっ?って思ったりしますか、、、ということです。

これで何も疑わずにお財布からお金を出してしまう人は、
・算数感覚があまりない
・そもそも金額に関心がない
・レジを完全に信頼している
のどれかではないでしょうか?

これはもちろん逆側からも起きうることで、レジを打っている人も自分がレジ打ちした商品の値段や金額に無関心であるからこそ、間違っても気がつかないという問題でもあるはずです。
以前わたしは2日間に3回もレジの打ち間違いに遭遇するということがあったんだけど、おにぎりとか数点買って5千いくらです、って全くあやしげもなく言っちゃう人は、いくらなんでも、、、と思ったり。。。

それとも、レジ打ちというのは、そういうことをかんがえるほうがまずくて、マシンと化した方がよい、という教えでもあるのでしょうか?
こういう日常生活での算数感覚では、正確に計算することではなく、概算する感覚といえそうです。

もう一つ、量の感覚というのもあります。

最近、ニュースネタになっていたのに水道使用量のメーターが逆向けに取り付けられていたせいでカウンターが逆に回って、2ヶ月9999立方メーター水道を使用したような感じになって126万円請求されたって話をなんかもそうだと思います。
これについては、そもそも2ヶ月でそれだけ水道を使おうと思ったら、24時間ひっきりなしに1秒2リットルくらい使い続けないといけないわけで、物理的にも一般家庭では不可能なんですけどね。

そういう物理的、数量的にまずありえなさそうなことを全く気にしないで、そういう数字を扱う人たちってどうなんだろう?と私は思ってしまう(この場合だと検針の人もだし、そういう数値がどこにもチェックとしてひっかからないシステム自体、漏水とかの事故をチェックできないよねって意味も含めて)のだけど、それってそんなことを気にする人の方がずっと少ないってことなのかな??

さらに、あるのが統計はウソをつく、といった話がよくあるように、統計的な割合に関するものに対する感覚ってのもありますね。

最近、洗剤なんかでも除菌ブームというか、CMなんかで、菌を99%シャットアウト!!!とかいってるじゃないですか?
これってどう思いますか?
すごいって思う?
私は、99%しかシャットアウトしないってことは1%残るってことだけで、それで大丈夫なん?って思うんですけど。。。これって疑り深いですかねぇ?w
そもそも菌がどのくらいいるのが普通かわからない中で、その1%が残るってのがどういうことかわからないけど、99%っていう数字がほとんどなくなるイメージを作り出すわけですよね。

統計系では平均にごまかされるっていうのもありがちですね。

でも、算数感覚も妙にこじれるとこうなりますという例も。。。
ある有名な数学者が
7×9

69
といってしまったとか。。。
そしてここにもその数学者なりの算数感覚が。
・7の10倍より小さいから答えは60台
・奇数同士の掛け算だから答えは奇数
・61と67は素数だから違う
・65は5の倍数だから違う
・63か69だけど、69かなと思った。。。
なんとすばらしい論理展開!(最後で間違ってますけどね、、、w

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