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ZEBRAフリシャオートマチック

こんばんは。今回は、ゼブラから販売されていた安価帯高機能シャープペンシル、フリシャオートマチックについて書いていきます。
深夜テンションで書いてるので文章まとまってないです、ご了承ください。

概要

ZEBRA フリシャオートマチックは、フリシャ機構と自動芯出し機構を搭載してなんと200円!!
破格値です。もうこれだけで買う価値があります。すごい。
しかも、握りやすい凸凹付きのラバーグリップが搭載されていて持ちやすい!!なにそれ最強じゃん(小並感)と言いたいところですが色々あるので、今回はこのペンについて掘り下げて行こうと思います。


スペック

まずはスペックから。

メーカー、名称及び品番…ZEBRA フリシャオートマチック、フリシャパステル MA40、MA50

定価…200円

種類…シャープペンシル

芯径…0.5mm

カラー…10色程度(フリシャオートマチックと同型のフリシャパステル含む)

機構…ノック式、パイプスライド、自動芯出し機構、振り出し

補足
印字が違うモデルが存在します。前期型と後期型、のように分けられるのでしょうか…

レビュー(?)

私自身、このペンを数年前に文具屋で見つけて半年ほど使っていたことがあります。
こいつ、実はめちゃくちゃできる子なんです。
いきなり他社製品をディスって申し訳ないですが、○○-○○○(ハイフン以外伏せ字にしてもみんなわかるよね?)より圧倒的にガタつかない。200円なのに。そして、ある程度使っていくとプラ製のガイドパイプの先端が削れてなめらかになっていき、自動芯出しではあり得ないくらいの素晴らしい書き味になります。
もしガタツキが大きければガイドパイプの先端が削れる前に口金と削れて傷が付きスムーズに動かなくなります、はい。
もしガイドパイプに紙面が触れる感覚が嫌なら、振って芯を出すこともできるのがこの子のすごいところ。ボールチャックの特性上、チャックを拡開せずに前進後退させるだけで芯が繰り出されるのでとても軽い力で芯を出すことができます。この機構は唯一なので、他の振り出し式シャープペンシルを圧倒する使いやすさです。チャックを開く力が必要ないので、理論上振り出し式で一番軽い。実用性高すぎる、最高。

機構がエロいシャープペンシルって、なにか一つは必ず驚愕ポイントがあるんです。
この子の場合、チャックスプリングがボールチャックユニットの外にあります。しかも前方。意味不明。

何故か?

コストカットのためにガイドパイプスプリングとチャックスプリングを兼ねてるんですねぇ。

ついでにチャックはピンク色です。頭の中もピンク色になれます。素晴らしい。素晴らしい。脳内ピンク色で受けたテストの点数は果たして…

そしてこだわりポイントがもう一つ。筆記時に軸の真ん中の透明部分からフリシャのおもりが見える。プラ軸なのに金属感で魅せる設計になってます。秀逸ですね。

このペン、実は22部品で構成されてます。
同価格帯の製品は10とか11部品です。どう考えてもコスト管理がきっつい。どうするか?国内生産を諦めました。made in CHINA。

最後に悪いとこをちょっとだけ。
チャック貧弱。これは俺がボールチャック知らなかった時に使ってたので芯の選定が不味かった可能性も否定できませんが、プラのボールチャックより信用できないものはこの世に存在しません。
某ATニキはガラス繊維強化プラスチック製ですが、こいつは透明のピンク色の普通のプラスチック。まあ耐久性が低い…かなり弱い力で引っ込みます。意味がわからん。筆記具としてギリギリ成立するように作られてますね。
それと、ゼブラ製品全般に言えることですがノックボタンのような金属パーツが錆びやすい。
フリシャオートマチックに金属製ノックパーツを採用したのは褒めてあげます。頑張ってる。

ゼブラの安価帯製品でえげつないほど強いのはマイルドライナーとサラサクリップですが、フリシャオートマチックも忘れないであげてほしいですね。既に廃番なんだけどね。

でも!!!

まだ残ってる店いっぱいある(個人経営店の三つに一つは確実にあるレベル!)ので、ぜひ買ってみてくださいね。
パイプスライド式で不意に芯が出てきたりしちゃうことも無いので筆箱に入れてても大丈夫です。


お読みいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いできると嬉しいです!
ボールチャック最高!

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