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ZEBRA 初代SHARBO

23.02.02 追記 説明書の画像を追加で掲載しました。
23.03.06 追記 情報を追加し、一部書き換えました。


今回はゼブラの初代シャーボについて軽く書いていきます。



概要

ZEBRA SHARBOは、1977年に発売された金属軸の多機能筆記具です。同じ年にパイロットからツープラスワンが出てますね。多機能ペンが求められる時代だったのでしょうか。
77年に発売されたモデルはステンレス格子スミ入れの3000円モデルとステンレス螺旋グリップの2000円モデルの2種類だったようです。シャーボに関してはZEBRA公式サイトにもきちんと記載がありますね。

その後さまざまなモデルが発売され、伸縮式、18金メッキの高級モデル(TF12より高いです、エグい)、手帳用の細軸、スターリングシルバー軸、漆調仕上げの軸、さまざまな塗装が施された軸、ヘアライン加工軸、安価なプラ軸・プラリフィルのSK-SHARBOシリーズなど多種多様なものが存在したようです。現在もシャーボXはたくさんのラインナップを揃えています。45年間続いてるシリーズってなかなかないんじゃないかな。

めっっっちゃいろんなモデルがあっておもしろいので、好みのモデルに出会ったら確保したいですね笑

シャーボシリーズは流通量が圧倒的に多いので、廃番のモデルも割と余裕で手に入ります。流石に1万超えのシャーボはなかなか見つからないですけど。

スペック

メーカー、名称及び品番…
ZEBRA SHARBO SB-P

発売…1977年に初代、その後続々と新商品を発売

種類…マルチペン

芯径…シャープペンシル0.5、油性ボールペン0.7
(シャープペンシルは、SBXシャープ部機構の0.3,0.5,0.7が適合するため無改造で変更が可能です。)
(油性ボールペンは純正の4C規格(油性、エマルジョン、ジェル)の他に、D1規格のリフィルを入れても問題なく使えます。アクロボール、ジェットストリームなどに変更可能ということですね。)

カラー…初期型は銀色ボディ、黒色光沢のスミ入れ(おそらく蝕刻ではなさそう)

機構…上軸回転式、ノック式




レビュー

良かった点

このペン、まじで精度が高すぎます。ペン先のガタツキがめちゃめちゃ少ないのはもちろん、回転する上軸もカチャカチャ鳴りません。細い軸にこだわりが詰まってますね。
私が普段使っている2000円モデルは螺旋状にグリップが彫られていますが、それだけでは滑る気がするので少々加工して握りやすくしています。格子柄はどうなんだろうか…?持っている方、握り心地について感想をコメントしてくださると嬉しいです。
ガタツキが少ない&軸が重めであることで、すごく安定した書き心地が実現されています。シャープペンシルもボールペンも、固定式のペンと比べても遜色ない安定感だと思います。

気になった点

軸が小さいので、シャープペンシルを使ったときに軸を回すとクリップが手に当たってしまいます。角ばった形状なので普通に痛いですね。
また、かなりきついリアヘビーなので(下の画像参照)重さを感じてしまいます。

なんか引き伸ばされて表示されちゃってるけど許してね
重心たっっか!! 

まとめ

クオリティは大満足。デザインもシンプルで筆箱に1本入れておきたい一品。プレミアついてないから買ってみるのも良いかも…

以上!

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