見出し画像

第1回 BPL推しチーム調査結果報告

第1回 BPL推しチーム調査として

フォーム上でアンケートを取らせていただきました。
なんと2023年10月26日には257件もの有効回答をいただき、こちらを分析したものが以下の結果となります。
まずは多くの方にアンケートにご協力いただきまして誠にありがとうございました。

アンケートについて
IIDX,SDVX,DDRに分けた上で各8チームについて"複数回答可"(チェックボックス)で推しチームを選択してもらいました。
また、"全チームを推している"、"特に推しチームはない"の2つの選択肢も加えました。

推しチームの数について
BPLファンの皆さんはどれくらいの数の推しチームを持っているのでしょうか。
最も多いIIDXではなんと平均2.61チームを推していることが分かりました(!)
最も少ないSDVXでも平均1.56チームを推しています。BPLファンの推しチームの数は一般的なプロスポーツなどに比べても多いような印象があります。

以下が機種別の推しチーム数分布です。8チーム(=全チームを推している)が多いのも興味深いですね。いいぞもっと推せ

一方で気になるのはSDVXとDDRでは推しチーム0(特に推しチームが無い)人も相当数いることです。SDVXとDDRはシーズン3(実質的な2年目)で新しいファンを取り込んでいく必要があると言えそうです。

機種別の推しチーム分布について
複数回答可なので合計すると257人よりもかなり多くなっていますが、あるチームを推している人数を表示したグラフが以下です。

まずIIDXについては3シーズンで2回の優勝を誇るアピナが一番人気であることが分かります。次いでシルク・Tradzが並び、僅差でゲーパニとなります。

SDVXについてはTradzが一番人気であることが分かります。次いでレジャーランドが二番人気となっています。

DDRについてはこちらもアピナが一番人気です。
二番人気はTradz、次いでノバ東北となっています。

機種別の推し割合比較

全8チームの中で最も人気のあるチームはアピナであることが分かりました。次いで僅差でTradzが二番人気のチーム、少し離れて3番人気はレジャーランドと分かりました。
全体を通じてファン獲得に苦戦しているのはラウンドワン、次いでGiGOの2チームでした。

機種をまたいだ推しチームについて
仮にIIDXをメイン種目としたときに、
サブ種目(SDVX、DDR)の推しチームはどれほどIIDXでも推しチームなのでしょうか。
ここではSDVX・DDRにおいて推し選択したチームが、IIDXでも推しチームになっている確率を計算しました。

SDVXについては60.3%(270件中163件)
DDRについては58.9%(285件中168件)
と、約6割程度はIIDXでも推しているチームのようです。

裏を返せば、IIDXでは推していないチームを他機種で推しているファンが4割程度いるということになりますから、一機種で掴んだファンにあぐらをかくことはできず、逆に他機種ではその機種でのファン獲得活動も重要であると言えそうです。

ファンの"兼任"(セット推し)について

最後に、このチームのファンはこのチームも推してるな(兼任している人が多いな)というケースについて分析をしました。

複数回答可にしているので、多くのBPLファンが"セット推し"しているチームか、逆にファンが"相反している"チームか、を分析することが可能です。
ここではアンケート結果の相関行列(相関性)を見たいと思います。

まずはIIDX部門です。

緑の濃い部分は、お互いにセット推しが多いことを、反対に赤はセット推しが少ない(相反している)ことを示しています。

一番濃い緑はアピナ・東北のペアです。これはS3で多くのアピナ選手がノバ東北に移籍し、逆にノバ東北の"顔"とも言えるWELLOW選手がアピナに移籍した、つまりトレード状態になったことからも、兼任のファンが多いことは納得の結果です。

二番目に濃いのはGiGO・シルクハットペアです。
これは筆者の個人的な見解ですが、この2チームは"エースの必殺技で窮地を逆転勝利"するチームが見たいファンが多いのだと思います。
マジカル・ミラクル・イリュージョンの名をほしいままにSEIRYU選手が相手チームを煙に巻くシルクハットが真っ先に思い浮かびますが、
工夫を凝らした対策で強敵を返り討ちにするCORIVE選手を主軸にすえるGiGOも似たようなチーム構成であることに(これを見て)気づきました。

似たチーム同士をまとめたものが下図となります。

下段・中段はいま述べた通りとなっています。
上段は(勝手なイメージですが)チームの選手にカリスマ的(アイドル的)な人気があってそれがチーム人気を支えている、というような感じでしょうか(どなたか補足お願いします)

(参考)SDVX・DDRについて
この2機種については土地勘がないので分析はしませんが、どなたかコメントいただけると幸いです。

まずはSDVXです。


続いてDDRについてです

皆様のイメージと比較していかがでしょうか。

最後に

ファンあってこそのプロ、プロあってこそのファン、ということで
今回はBPL"ファン"について簡単な分析をさせていただきました。

今後BPLが成熟するにつれて、ファンの複数チーム推しは珍しくなるのか、もしくは更に推しチームが増えていくのかについては注目していきたいところです。

『勝つだけがBPLじゃない!』という名言もありましたが、これからも多くのファンが楽しめるBPLでありつづけることを期待して今回は終わりとさせていただきます。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?