BPLS3 チーム別レギュラーシーズン総評part1

タイトルの通り、チーム別のレギュラーシーズン総評をしたいと思います。全試合を終えたチームについてコメントをしますが、順位等については一部未確定要素を含みます。
(選手については敬称略)

Bリーグ 3位 Tradz
勝ち点8(2勝2敗2分)、36pt

破壊神が全てを破壊したTradz

注1:回収率はDDR解説のgahou氏が提唱した数値で、
かけたコストに対してどの程度ポイントを回収できたかを示す指標です。
これが高いほど多くの試合を勝ったことになります。
(10*獲得pt)/消費コストで計算しています(見たままです)

注2:WPA(Win Probability Added)は弊サイト独自の指標で、これが+50%の時、期待値が五分五分(even)の試合を1回勝たせたという意味になります。

主な勝ち筋:
先鋒中堅でRIOO・8S.が1点でも取ってKKM*が2タテ

とにかくKKM*を抜きにこのチームは語れませんね。チームが取ったポイントのおよそ半分をKKM*が産出しました。
QF・SFでは一人が中堅戦・大将戦で全勝するだけで引き分けとなるポイントまで獲得することが出来るので"KKM*が全抜きして無理やり突破"の期待はなお一層高くなると言えるでしょう。

KKM*に繋ぐ働きをしたのはRIOOと8S.の二人でした。
特に8S.はチームのムードメイカーとしてメンバーを鼓舞するシーンも多くみられたように思います。
どうにもピリッとしなかったのはRIOOとRAITO.の二人です。
RIOOは昨シーズンドラ1として平均的な働きをしていたように思いますが、今シーズンはドラ2としての平均的な働きに収まってしまった印象が拭えません。RAITO.もここまで1勝7敗と、NORIを入れ替えてまで取った効果はやや疑問と言わざるを得ません。
結果としてラウワンを超えるワンマンチームの印象が拭えなくなってしまっています。
この2人は、ポストシーズンでは本来期待されていた輝きを取り戻して欲しいところですね。

Bリーグ 1位or2位 ノバ東北
勝ち点10(3勝2敗1分) 獲得 38pt

46の異常さが際立つ

主な勝ち筋:
先鋒中堅でTATSU・NIKEがリードを作り大将戦の46に繋ぐ

ドラ1TATSU・ドラ2NIKE.を差し置いてドラ4位の46が全てをぶち抜いたノバ東北。
コスト消費もTATSU・NIKE.のコストを余らせるという驚きの采配でしたが見事にハマった形となりました。

TAKWAN以外の全員が回収率100%を超えており、
TAKWANも回収率は低いものの当たった相手がKKM*、WELLOW、CYBERXの3人という激辛メンツで、プレイ内容も良好でした。

ドラフト時はTATSU・NIKE.は中低難易度に強く実戦派プレイヤーだが高難易度をTAKWANと46が背負えるのか?という疑問の声が多かったですが、

46はそのような声を完全に払拭した形となりました。
WPA+139%(つまり一人でほぼ3試合を勝たせた)は全選手でもトップの貢献度です。

大将戦で出てくる46はWELLOWですらようやく互角という状態で、ここを疎かにすると2タテを被る危険性も十分ありつつ手前はTATSU・NIKE.が虎視眈々と2タテを狙ってくるというチートコンボで手が付けられなくなっていたチームでした。

ポストシーズンではTAKWANの活躍に期待ですね。

part2へ続く

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