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生まれてきた理由と人生のやるべきことは海底潜水士の例えを使うと理解しやすい

繰り返される失敗と克服すべきテーマ

人生を生きる中でたくさんの失敗や、頻出する難題、乗り越えた時の成長と喜びが繰り返されます。
その内容には時代や国・地域など大きな枠組みのものから、個人レベルの性格や健康、さらに偶然の吉凶など様々な粒度で個人は影響を受けて行きます。

何度も何度も失敗を繰り返している内に、ふと失敗の中にある種感覚的なパターンを感じることがあります。きっとその中には自分が人生で克服すべきテーマが含まれているのかもしれません。

生まれてきた意味と目的

人の生まれ変わりや再生はとても難しく繊細なテーマなようで、その意味や仕組みが中々理解進みませんでした。
そんな中スピリチュアリズム研究ノートで再生を深海で作業する潜水士の比喩で説明している記事が出ていました。
船上で事前に深海作業課題と方針を決めた上で、いざ潜航。深海では思うように動けず判断力も鈍る中、その都度判断の上、作業課題をこなすことを再生の仕組みに例えたものです。

これがとても再生についてイメージしやすく良い比喩と思ったので以下に引用させていただきます。

B、クリアな意識と限定された意識

Aが潜水具をまとって海底で作業している時の意識状態(→肉体をまとって利己的に働く制約された私の意識状態)を「現在の私A―1」とし、作業を終えて支援船に戻ったときの意識状態(→本来の世界に戻った時の私のクリアな利他的に働く意識状態)を「本来の私A」とする。

この海底作業時の水圧と水流、酸素不足でもうろうとした意識状態にある「現在の私(地上的自我意識)A―1」は、「本来の私(本来の自我意識)A」が変容した意識状態であり、限定された意識状態であると言える。「A-1」の海底作業の能力の限界は、潜水具の性能向上にもよるがAの持つ実務能力が限界となる(→地上世界での能力の限界はAの霊性レベルが上限となる)。

スピリチュアリズム研究ノート > 第3講:思想家を悩ませてきた問題 > B、クリアな意識と限定された意識

A、地上人生を承知して出生

本来の世界にいる「本来の私A」は、これから降りていく地上世界で何を為すべきかを自覚して地上へ降りていく(→海底での作業工程を承知して潜水具をまとって降りて行く)。実際に肉体に宿ってしまうと(→重厚な潜水具をまとうと)、その肉体の鈍重さのために誕生前の自覚が魂の奥に潜んだまま(→1800年前後の性能の悪い潜水具をまとって海底に降りて行くと朦朧とした意識状態となる)、通常意識に浮き上がってこないだけである

本来の世界にいる私は(→海上に停泊している支援船の中にいる意識がクリアな状態のA)、これから降りていく地上世界での“大枠”を(→海底での作業手順を)、「本来の私A」の自由意志で決める。地上に再生した「現在の私A-1」は(→海底に降り立ったA-1)、Aが計画した“大枠”に沿って地上生活を送る(→Aが決めた作業手順に沿って海底作業を行う)。再生人生でAが自ら組み込んだ試練を、地上人生を歩む「A-1」は現場サイトの裁量の範囲内でその都度、自由意志を行使しながら霊性を高める道を選択するか、または霊性を停滞させてしまう道の何れかの対応を選択して行く。

スピリチュアリズム研究ノート > 第3講:思想家を悩ませてきた問題 > A、地上人生を承知して出生

B、テーマ達成の為、最も適した条件を選択

「本来の私という意識(→支援船にいる時の意識)A」は今回の「再生人生におけるテーマ(→海底にある岩を除去する作業)P」を達成するため、主な「物的試練Q」と「寿命(→作業時間)R」をAの自由意志で設定した。そしてAは再生人生におけるテーマを達成する為に最も適した条件(→ハンディキャップのS~Wは言わば海底作業をするために必要な工具類)を選択した。その条件とは「国・民族S」「家庭環境T」「性別U」「体質V」「両親W」などである。

スピリチュアリズム研究ノート > 第3講:思想家を悩ませてきた問題 > B、テーマ達成の為、最も適した条件を選択

B、カルマの解消

再生人生のテーマの一つに個別霊Aが過去の地上人生で作ってしまったカルマの解消、つまり地上でしか償えない性質を持ったカルマを解消する(→霊的負債の完済)という側面Xがある(10巻123⑧~⑨参照)。

スピリチュアリズム研究ノート > 第3講:思想家を悩ませてきた問題 > B、カルマの解消

C、新たな地上体験を積む

この世に生れてくる目的のもう一つの側面に、霊性を向上させる為に「新たな地上体験を積むY」がある。

スピリチュアリズム研究ノート > 第3講:思想家を悩ませてきた問題 > C、新たな地上体験を積む

まとめ

私もこれまで家庭や仕事、経済的なことや健康等、たくさんの困難に出会ってきましたし、これからも苦難のなくなる日々は中々ないと思っています。
たまに、その困難や失敗の中にあるパターンやニュアンスから、もしかしてこんなことが私の人生のテーマなのかもしれないと感じることがあります。もしかしたら開発に携わりながらもこうして記事を書いていることも何か意味があるのかもしれません。

先の潜水士の例えでいうと船上にいた『本来の自分』がきっと、このテーマをどうしても克服・埋め合わせしたいと強く思い、今の私の人生テーマを設定したのかもしれません。

時には辛い困難で苦しい事もあり、そんな時は設定した『本来の自分』を恨めしく思ったりもしますが、『本来の自分』が真剣に考えて決めたのなら今の私が『本来の自分』を信じて、困難を克服して行くしかないでしょう。
本当に無理筋で乗り越えられない困難をきっと設定したりはしていないとちょっとビクビクしながらですが、『本来の自分』を信じて行こうと思います。

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