秋に聴きたいヒップホップアルバム/楽曲３選

秋は過ごしやすい晴天の日が多く、穏やかな陽気に包まれます。人それぞれ秋から連想するものは違うことでしょう。

また、コロナ下の生活において家での一人の時間が増えたはずです。時間を有意義に使える今年の秋はぜひ新しいことに挑戦してほしいです。

そんな今回私からは秋に聴くべきヒップホップアルバム/楽曲をいくつか紹介させてください。美しいビートとラッパーそれぞれが持つフロー、そしてリリックに注目して聞いてみてください。

１．Flower Boy - Tyler The Creator

2017年に発売されたLA出身ラッパーTyler The Creator 四作目のアルバムです。攻撃的な印象が強い過去作に比べ、ジャンルを超えた多彩なビートをベースに、温もりのあるメロディで構成されている楽曲が多く収録されています。Tylerのプライベートが歌詞に大きく反映され、Tyler自身の内面をうかがえるアルバムになっています。

2.     Acid Rap - Chance The Rapper 

アメリカ・シカゴ出身ラッパーChance The Rapperの2013年に発表された自身2作目のミックステープです。ソウルやゴスペルに影響を受けたビートがリスナーを魅了し、ユニークな歌唱力でも話題になりました。ラッパーとしてのChance ではなく、アメリカ社会でアフリカ系として生きる青年としてのChanceの様々な面が収録曲で語られていて、とても聞きごたえのあるアルバムです。私のおすすめの曲は「Pusha Man」です。

3.     Feelin'29  - 5lack feat. Kojoe

東京都出身MCの5lackが2016年にリリースした楽曲です。恋愛をテーマにしていて、失恋をした時の哀愁が漂う曲です。スローテンポでなにか物憂げな雰囲気がするビートに5lackのラップスキルでのせるリリックは美しく、いつまでも聴いていたい気持ちにさせられてしまいます。5lackは今後も目を離せないアーティストの一人です。

この三作品はすべて私の秋に対するイメージが表れていると思います。ぜひこの秋をきっかけにヒップホップ を少しでも好きになって欲しいです！

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ENJI 2021 秋号 配布まで
あと１日！
9月24日から早稲田大学、大学周辺で配ります！
見かけた際はぜひお手に取ってご覧ください！
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