本邦に於ける代議制民主主義の実現可能性について

 まず初めに、本邦が未だ最貧国である現実の認識が必要とされる。

 就業してから死ぬまで酷使されるのだ。
 『有給消化』もままならない。
 欧米並みの1月休暇など完全にファンタジーである。

 次に民主主義について。

 此れはつまり、国民が政治を行う事を意味する。

 政策論議を熟成させ、
 予算を決するのだ。

 国民の意志決定を『代行」するのが政治職である代議員、

 国会議員である。

 さて、我々はこの我々が住まう本邦についてどれだけの知識と関心を『有しえる』であろうか、自宅に寝に帰宅し休暇も家族サービスに興じる平均的な『生活環境』に於いてである。

 本邦を含め『代議制民主主義』の構成要件とはかくも高度な環境に存するのが事実であるのだが、無論誰一人言及はしないのである、ただ政局を右も左も面白可笑しく上げ下げするに留まる、現今の『政治とカネ』論議の渦中にあってすら問題の本質、つまり民主主義実現の構成要件に比しての繁忙に過ぎる国民の実態、それを解決する国民への政治コスト支援制度の必要と欠如。

 誰一人民主主義なんて望んでいない。
 『英雄待望』
 であり『白馬の王子様』願望でしか無い。

 望む我々がするしかないのだが。

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 この場で思い付くのは例えば年初一月を国民総員で『政治の日』
として費消する制度だがそんな自分たちの権能を削ぎ落とす誰特法案制度をどんな国会議員が立案し可決してくれると思う?w。


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