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私の英語学習歴(偏差値46から英検1級TOEIC満点まで)

大学受験のために英語の勉強を始めたのが私の自主的な英語学習の始まりです。最初は単に受験勉強の一環として渋々取り組んでいたのですが、高2の終わりくらいになると英語が最も好きな科目になっていました。英語の勉強法に関しては手探りでやってきたため、非効率な学習法を取り入れたり遠回りしてきたと思います。自分が辿った道筋が正しいとは思いませんが、自分用のメモという意味も兼ねて、英検1級、TOEIC満点取得まで英語にどう取り組んできたのか書くことにします。

高1春~秋
高1の春に河合塾の全国模試を初めて受けてみたところ英語の偏差値が46.1しかなく、危機感を覚えた(maleとfemaleの意味すら分からなかった)のですが、その時はまだ自主的に勉強する気にはなれませんでした。そんな中迎えた夏休みの課題の一つに、英検準2級の問題集を解くというものがありました。学校の方針で生徒全員が秋に英検を受けることになっており、その対策のためですね。その問題集を解いたところ、単語がわからないし、文章が読めないし、リスニングは意味不明で本格的に危機感を感じました(あまりにも英語が聞き取れなかったので、耳に障害があるのでは?と疑ったほどです)。それがきっかけで心を入れ替えて、自主的に英検に向けて勉強を始めました。その頃は何をしていいのかわからなかったので、とりあえずその問題集に出てきた知らない単語をメモ用紙に全部書き出して覚えました。その時覚えた単語の一つがcriticalだったことを覚えています。夏休みが終わると友達と一緒にジュンク堂の参考書コーナーに行く機会があり、単語帳「英単語FORMULA1700」を購入しました。実を言うと、単語帳というものの存在を初めて知ったのがその時です。この単語帳は、英語が苦手な人が取り組みやすいようにシンプルな作りになっていて、スラスラ覚えることができました。8割ほど単語帳を覚えたところで英検準2級の本番を迎えたと記憶しています。結果は1次と2次共に余裕で合格。2次試験は満点まであと1点でしたので、少し自信になりました(中学生の時に受けた3級では2次試験のアティチュードが1点でギリギリ合格だった)。また、秋の全国模試では何とか全国平均点に届き、偏差値が52になりました。

高1冬~高2秋
高1の終わりには単語帳を一通り終わらせることができました。その頃はまだ単語しか取り組んでおらず、文法、読解は完全無視状態でしたが、高1の冬の全国模試では偏差値が55を超えました。高2になると有名文法問題集「ネクステージ」が学校から配布されました。毎週決まった範囲から小テストが行われましたが、自分は小テストの範囲に囚われずに、勝手に読み進めていきました。わからない部分はフォレストを参考にし、メモを書きなぐりながらどんどん先に進んでいきました。高2の春の全国模試では偏差値60を超え、まずまずの調子で夏休みに突入しました。この時点では読解には全く取り組んでいませんでしたが、入試問題の大半は文章題であるため、読解力を上げる必要があると感じました。そこで「英文読解入門基本はここだ!」を購入しました。これが非常に明快で分かりやすい参考書であり、それまで何となく読んでいた英文が、正確にクリアに読めるようになっていきました。そこで培った読解力の基礎を基に、高2の秋頃には実際に様々な英文を読み始めました。その時よく読んでいたのが、BBC Learning Englishです。知らない単語はノートやメモに取って全て覚え(ようとし)ました。修学旅行中ですら読んでいました。ちなみに、修学旅行中に英語を勉強していたのは自分だけではありませんでした。担任の英語の先生がホテルの自室でシャドーイングをしており、音がダダ漏れで、自分の部屋にまで聞こえてきました(笑)。勤勉な先生に出会えてモチベーションを貰えたので感謝しています。実際に英語をたくさん読み、語彙を増強した成果も出て、秋の全国模試では偏差値が65を越えました。また、その頃は日常的に、オバマジョブズキング牧師の有名な演説をスクリプトを見ながら何回も聴いて、音読しました。

高2冬~高3終わり
高2の冬に受けた全国模試では英語の偏差値が初めて70を超え、英語が好きになってきました。BBC Learning Englishの記事も読み続け、それなりの語彙力もついてきました。単語を覚えると英語が読めるようになり成績も上がるという実感を得たので、更なる語彙力増強のために「速読速聴英単語Opinion」を購入しました。この英単語帳は英検準1級レベルとなっていますが1級レベルの単語も多く収録されており、飽きずに進めることができました。CDに合わせて何回も音読したりシャドーイングして使い込んだ思い入れのある教材です。残念なことに、高3の春あたりにCD再生機が壊れてしまい、それ以来CDを聴くことができなくなってしまいました。しかしながら、この教材のお蔭で英検準1級レベルの語彙を身に着けることができました。BBCやCNNの記事も日常的に読み、時にはネット小説なども英語で読みました。知らない語彙は徹底的に調べ、語彙増強を続けると共に、ネット上のSAT単語リストにまで手を出しました。高3の春に受けた全国模試では偏差値75を越え、秋に受けた模試では偏差値79.5に、冬の模試では下がってしまいましたが偏差値75は死守しました。高2冬~高3にかけて「目指せ英会話マスター!!」というサイトを愛読していました。筆者の方は英検1級を取得しているにも関わらず、常に上を目指していて、その姿勢に憧れました。ちなみに、今(2020年5月6日)このサイトをチェックしてみたら、閉鎖していて悲しくなりました。諸行無常。

大学1年~大学1年の終わり
大学入学後もBBCやCNNなどの英文記事を日常的に読むなど、英語との接触を保つことを心がけました。Weblio語彙力診断というサイトにどっぷりとハマり、レベル30を取るまで何度も挑戦した時期もありました(レベル30取得動画)。またTwitterを始めて、英語学習仲間ができました。今まで英語学習は孤独な取り組みだったので、目標を共にする人たちと交流できて嬉しかったです。Twitter以外にも、「TOEIC980点の大学生のブログ」をはじめとした、有益なブログを読むことで自身の英語学習法を見直していきました。大学1年の終わりに初めて受けたTOEICは、完全に舐めかかって無対策だったのもあり、870点しか取れず、悔しい思いをしました。この頃からTIMEをちょくちょく買い始たり、BBCラジオを聞き始めたりしました。

大学2年春~大学2年終わり
大学2年のとき、英検1級を受験することを決意しました。大学1年生の夏休みに英検のサイトにある1級の過去問を解いたら、エッセイ抜きで65点くらい取れていたので受かる見込みは十分あると思っていたからです。1次試験を受けに行ったときには試験会場で「なんで自分が英検1級を受けているんだ!?」という気持ちになりました。試験を受けた直後はギリギリ落ちたかもしれないと思ったのですが、エッセイで予想以上に点数が取れていたので合格最低点より11点余裕で受かることができました。しかしほとんどスピーキングの経験が無かったために2次試験は玉砕しました。2学期になってからは通学中に英語で独り言を言うなどスピーキングの向上に努めました。そのかいもあって秋には英検1級2次試験に合格することができました。高校生の頃から英検1級に憧れていたので本当に嬉しかったです(歓喜のツイート)。
英検が終わってから知る人ぞ知る英語イベントであるICEEの見学に行きました。有名な英語の先生やスピーチコンテストの覇者、通訳者の方などが参加していて凄いパフォーマンスを見ることができました。Twitterのフォロワーにも会え、英語をやってきて良かったと思えた瞬間でした。大学が春休みになり、3月のTOEICまで3週間を切った頃にTOEICの問題集をたくさん買ってきて試験までほぼ毎日解きました。試験前日には自分を追い込むような煽りツイートをしてしまい、試験前には緊張していたのですが、今回は十分な対策をして受けたので満点を取ることができました。普段からTIMEを読んだり、BBCラジオを聞いたり、生の英語に毎日触れるように心がけていたのが実を結んだのだと思います。細かい学習法や戦略については気が向いたら別記事で書いていこうと思います。


英語成績まとめ

高1
第1回全統模試……偏差値46.1
第2回全統模試……偏差値52.1
第3回全統模試……偏差値55.0
進研模試(11月)……偏差値60.9
秋に英検準2級合格

高2
第1回全統模試……偏差値60.8
第2回全統模試……偏差値65.3
第3回全統模試……偏差値72.5
進研模試(11月)……偏差値69.9

高3
第1回全統模試……偏差値75.2
第2回全統模試……偏差値79.5
第3回全統模試……偏差値75.9
駿台マーク模試……偏差値73.5
センター試験本番……筆記200点、リス48点

大学1年
TOEIC870点(L420, R450)

大学2年
英検1級1次合格2次敗退(1次89点、2次53点)
英検1級2次合格(71点)
TOEIC990点

大学3年
英検1級合格(1次104点、2次77点)



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