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ワンオペ管理とは?

一般的に、どの分譲マンションでも、マンション管理会社が「管理人」「清掃員」を配置し、その背後にフロントと呼ばれる担当者が管理の実務を行っています。

もちろん、会社ですから、担当者の背後に人事部や総務と言った人員を割いているわけで、彼らフロントの上には部長や課長といったマネジメント職も当然いるわけです。 

想像するだけて、その人件費は膨大な額になります。彼らの給与はどこから出ているのでしょう?
その源泉は、勿論、あなた方から毎月徴収する"管理費"なのです。

否、正確に記せば、大規模修繕などの大型工事も差配するので、修繕積立金の何割かも彼らの懐に入る仕組みになっています。

分譲当初から、「我々が管理して当然」のような顔をして存在するマンション管理会社。一般的には、建設したゼネコンや販売したデベロッパー系列のマンション管理会社が、管理業務を請け負っています。

そして、区分所有者はそれが当たり前との認識で、高額な管理費を納め続けているのです。

管理会社を変更することを「リプレイス」と言います。管理会社は、区分所有者の意思によって、変更できるのです。

このリプレイスすら知らないまま、何十年と分譲当初の管理会社に任せている管理組合がほとんどなのには、驚かされます。そして、この管理費も分譲当初に、マンション管理会社の都合で決められた額なのです。

管理費は税金ではありません。建物を共同で所有する区分所有者が、管理業務を請け負う会社を変更することで、減額することが出来るのです。そして、リプレイスよりも、コストを大幅に削減できるワンオペ管理もあるのです。

区分所有者が、自ら管理を行う面倒な自主管理ではありません。マンション管理会社の一切の業務を専門の職員が、ワンオペで行う管理手法があるのです。

「本当にそんな事が出来るのか?」
と思われるかも知れませんが、私は、6年間、ワンオペでマンション管理業務を行ってきました。

詳しくは、おいおい記していきますが、日常管理から、緊急時の対応と言った現場の業務に加え、管理会社の本社スタッフが行う理事会進行や総会準備から進行まで、すべて一人でこなしてきました。

マンション管理は、ワンオペでも、そんなに難しいことではないのです。

そして、このシステムを導入すれば、劇的に管理費を削減することが可能なのです。

この素晴らしい管理システムを、本邦初公開ときたいと思います。




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