読書感想文「できる課長は「これ」をやらない!」

どんな人が読むべき?:

会社の組織づくりに悩んでる社長
チームを率いる課長
課長の下で頑張る社員

なんのために読む?:

会社・個人が各々が成功するために、
課長(チームを率いるリーダー)が
認識すべき行動指針を学ぶ。

具体的に絶対変える事:

①基礎的なルールは徹底する。
②明確な組織図を作る。
③管理職の役割(目標とルールの明確な設計・評価)を明確にし、運用する。
④社員研修資料を作って、実施する。

へぇーポイント:

For できる社員
上司からの評価が大切だと認識する。
無駄に止まらず、やってみて検証する!
できない理由は、事前に相談する。事後に愚痴らない!

For できる課長の部下との接し方
部下とは友達にならない。(仕事に私情を挟むべきではない。)
部下にはお願いではなく、指示をする。
部下を管理することが職責だと認識する。
感情ではなく、ルールを大切にする。
挨拶・掃除等、やろうと思えば誰でもできるルールは徹底する。(業績が良かろうと、ここがダメだと、指揮命令系統が崩れる)
部下に成長感を与えて、動機づけする。
頑張る理由としてのモチベーションは考慮しない。

For できる課長の部下育成
明確に目標と期限は明確に伝える!
やり方については必要以上に口を出さない。
心配なら、目標と期限を細かく!
当たり前の基準を大きく超えた時に褒めよう!褒めの安売りだめ!
事前に定められた明確な目標に基づき、客観的に評価する。努力や情熱・気合・付き合いの良さ等、主観的なことで評価しない。
日報には、本日の成果・何が足りないか・明日どう行動を変更するかを確かめる。
部下の同意を求めない。指示の責任は取る。
部下の将来やりたいことではなく、組織に今必要な役割で判断する。

For できる課長の上司との接し方
上司からの評価をコミットする。
目標やルールを変えるべきなら、きちんと上司に伝える。
上司の力に頼らない。(部下の管理はあくまで自分の責任)
部下の評価を気にしない。
部下を言い訳にしない。(チームを育てる責任は自分にある。)
上司が決めないなら、決めるための情報を提供する!
上司がコロコロ変わるなら、変更をいち早く察知し、対処する。

For できる課長のマインドセット
全社のことを無駄に考えない。自分に求められた職責+αで考える。
他部門に対しては、自分の職責を果たすために必要な提案をする。
気づいた点やアイデアは情報提供に留める。
他部署の部下の相談に乗らない。上司に相談させよ。(不正等は例外)
会社の成長のためにいると覚悟する。

留意事項:

個人レベルで実践するには、よい上司がいる前提条件が必要な気はする。
職種や組織文化によっては適切でないケースもある!
けど、基本ができてから、応用した方がいいと思う!
どちらかというと、機械的な作業向けであり、創造的な作業向けではないかもしれない。

リンク:

経緯:

尊敬する同い年の経営者なべさんに勧めてもらった。

所感:

管理職としての職責を全然果たせて居なかったと痛感し、猛省しました。
適切な社長になり、課長を育成します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?