ここで一言:動詞の未来形

ここで一言:動詞の使い方(未来形)

動詞を使うには時制(未来形、現在形、過去形)を正しく使うことだ。どの時制も重要だが、今回は「未来形」の使い方を説明しよう。未来形は起こる可能性の高さによって3つに、また意思未来を入れて4つになる。

① カレンダー未来
カレンダーの曜日は確実に実現する。このように確実な未来は《現在形で》表す。ラジオ・テレビ番組、飛行機の到着・発着表、汽車・バスその他の乗り物の時刻表は、時に変更はあるが、確実な未来に分類される。コンサートや結婚式等、券を売り出したり、場所を予約した招待状を送った結婚式などもカレンダー未来に入る。どこまでがカレンダー未来を使うかは自分が決めることだ。起こる可能性が高いと思ったらこの未来形を使おう。相手はあなたが高い可能性を言っていると理解する。

② 次に可能性の高い予定未来には《be going to …》を使う。
明日八時に起きる予定だ。目覚し時計もセットした。このように個人的な可能性をいうときは「be going to …」を使う。今年の夏は沖縄で過ごす予定だ。ホテルも飛行機の予約も済ませている。このような実現の可能性の高い予定未来は「be going to …」を使う。しかし最終的な判断を下すのはあなただ。

③ 起こる可能性も起こらない可能性もある未来は《be goint to …》でも《will》でもいい。
「明日の休日は何をするの?」と聞かれて「さあね、多分、家でゴロゴロしてるか、美味しいものを食べにでも行くかな」と答えるときの漠然とした未来は「will/be going to …」のどちらを使ってもいい。つまり、カレンダー未来以外は《be going to ...》でいい。

④ 意思未来
意思(ボランティア)を表す未来は《will》を使う。
この形はよく相手の意思を尋ねるとき使う。丁寧に尋ねるときは《would》になる。
- Will you do me a favor?(1つお願いがあるのですが、やっていただけますか?)
- Would you do me a favor? (上の丁寧な言い方)
また自分の意思を表すときも使う。
- Who wants to build a camp fire?(誰がキャンプファイアーを起こしてくれる?)
- I will.(私がやります)

)未来を言う形は4つある。それを教えるのが方法だ。しかしそれを使いこなすのはあなただ。どう言ったら文法的に正しいだろう、ではなく、自分はこう言いたいからこの形を使う。これが正しい態度だ。また②と③は同型なので、私は②の意味で言いたいと思うときは理由をつけ加えればいい。明日六時に起きるつもりだ。目覚ましはセットした。


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