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①舞台『多動力』脚本無料公開!

堀江貴文さんの書籍『多動力』を舞台化!
完全な素人集団で演劇界に革命を起こす!
脚本は完全オリジナルで、舞台はブラック企業。
「不思議の国のアリス」の世界観で作り上げています。

そんな脚本を2019年2月2日(土)・3日(日)の公演前に見れちゃう♪

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※校正前の脚本のため、公演時には変更の可能性ありです。

台本は①〜④まで公開中!
つづきは、舞台を見にきてくださいね♪

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舞台 多動力 「Alice IN Black Company」

(0)導入–アリスの前職でセンパイと待ち合わせ編

【ナレ】
アリスは、勤めている出版会社のセンパイと待ち合わせをしていた。
そのセンパイは、ちょっと変わったセンパイだった。
基本的には、何も教えない。
背中で語るというやつかと思えば、その背中を見ているだけじゃなにも覚えられない。
ただ、その背中を見ていてわかるのは、すべてを全力で楽しんでいるということ。
それだけだった。

【アリス…路上でひとり語り】

アリス
「あーもうこんな時間!…わ、忘れ物ないよね…あ!印刷した資料…よし!持ってる…オッケー」

【カバンなどを見直すアリス】

アリス
「センパイとの待ち合わせ時間…うん、間に合う間に合う。今日は、ラッキー図書さんのとこに行ってから、カゲロウ先生のところへ。はぁ…今日もセンパイは…どこに行っても、めちゃくちゃなことを言うんだろうなぁ…。でもなんでみんな、センパイと話すと笑顔になるんだろう…」

【少し考え込むアリス】

アリス
「アタシも…」

【ニコ!(笑顔の練習)その後ちょっとしゅんとした顔で】

アリス
「アタシも、この仕事で、みんなを笑顔にできるのかな…。いまは、センパイに必死でついていってるだけ。アタシは…アタシはどうしたらいいんだろう。あのセンパイをみてると、アタシはいらないんじゃないか…なんて思っちゃう」

アリス
「あ〜もう!だめだめ、いかなくちゃ!センパイ、1分遅れるだけで置いていっちゃうんだもん!」

【走り去るアリス】

【暗転・場面転換】

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①アリスのきっかけ編

登場人物【アリスとセンパイ、通りかかる白うさぎ】
【白うさぎは全編通して、ときどき懐中時計を見る仕草】

センパイ
「ふぅ、これで今日の仕事はだいたい片付いたかしら。」
アリス
「センパイ、今日もお疲れ様でした!」
センパイ
「あなたも大分、慣れてきたようだけど、ま〜だちょっと仕事に振り回されている感じが抜けないわね」
アリス
「仕事にっていうか…、センパイに振り回されていると思うんですけど!」
センパイ
「なにそれ!それこそ、勝手に振り回されてる、あなたの勝手じゃない!(笑)」

【ちょっと膨れるアリス】

センパイ
「それじゃあアリス、わたしはあと1つ、得意先の書店に寄りたいの。そこで、ちょっとした話をしてから、今日は帰宅するわね。あなたもこの後は、好きにしていいわよ。」
アリス
「好きにっ…て、センパイ…会社にもどって、今日の成果報告、とかはしなくてもいいんですか?」
センパイ
「したければ、したらいいんじゃない?あなたの好きなように。」

【また膨れるアリス】

アリス
「も〜…あ…じゃあ、アタシも、その書店さんに、“好きなように”ついていってもいいですか!?」
センパイ
「え?…う〜ん…、まぁ、好きにすればいいわ!」
アリス
「はい!…で、その書店さんには、なんの話をしに行くんですか?」
センパイ
「うふふ、知りたい?」
アリス
「知りたい?って…仕事の用件なんですよね?」
センパイ
「そうよ、仕事。そう、わたしのしたい仕事。」
アリス
「…??はぁ…」

【怪訝そうな顔をするアリスに気づくセンパイ】

センパイ
「アリス…わたしね、今度、自分の好きな作家、アーティスト、カメラマン、編集者を集めて、本を作ることにしたの!」
アリス
「え!それって…」
センパイ
「タイトルはね、『世界の図書館のすべて』。世界中の美しい図書館と、その図書館がなぜ生まれて、なぜその形になったかを、それはもう、つぶさに語り尽くす本なの!」
アリス
「な…なんだか壮大ですね、でもそれって…?」
(食い気味に)
センパイ
「ステキでしょ!?世界にはね、たくさんの本が、誰かに開かれるのを待つように静かに眠る、美術館や、博物館のような図書館が、いくつもある。荘厳で、美しい図書館が、たっくさんあるの!古代からあるものから現代に生まれたものまで、そこには、必ずと言っていいほど、その図書館ができた理由となるストーリーがあるのよ。誰かがそれを、美しい本にして届ければ、きっとこれまでにない名作になる。誰かがそんな本を作らなければならないのよ!」

【気持ちを切り替えるように】

センパイ
「…でわたしはね、その本がもしできあがったときに、どな売り場づくりをするべきか。それを今から書店さんに相談しに行くの」
アリス
「…これから…?会社内でそんな壮大な話、出ていましたっけ…アタシ、聞いたこともないですけど…」
センパイ
「言ってないもの。この話は会社で公にはしてないわ、知っている人も少ないもの。特にお偉いさんがたは、そんな許可をなかなか出さないんだもの!でも、その本がちゃんと売れて、儲かるんだったら文句はないわよね。いまはその準備をしているの」
アリス
「え、じゃあ一人でやってらっしゃるんですか?」
センパイ
「こんなステキな話だもの、協力してくれる人はたくさんいるわ。あなたも、せっかくついてくるんだったら、一緒に話を聞いていってもいいわよ!」
アリス
「『世界の図書館のすべて』かぁ…仕事中ときどきいなかなると思ったら、センパイそんなことをしていたんですね…」
センパイ
「あ!いま、そんなことって言ったわね!あなたね、図書館の美しさっていったら…!」
アリス
「あ、センパイ、前!あぶない!」

【そこへ小走りで走ってきた〔白うさぎ〕にぶつかりそうになるセンパイ。白うさぎは、さっとよけたものの、抱えていた書類をバサバサと落としてしまう】

白うさぎ
「おっと、あぶない!」
センパイ
「あら、ごめんなさい!」
白うさぎ
「いえいえ、ボクもよそ見していました、ごめんなさい。ちょっと急いでいたものですから」
センパイ
「拾うの手伝いますね」
白うさぎ
「いえ、大丈夫です、ボクが急いで拾えばあっという間ですし!」
センパイ
「 いえいえ、私も不注意だったんです。拾わせてください!」
白うさぎ
「いえいえいえいえ、ちょ〜っと時間もないですし、もう本当に行かなくてはならないんです!はい。ちょっと時間もないので、こんなもんで、はいこれで大丈夫!それでは!」
センパイ
「え、まだちょっと残って…あ…行っちゃったし」

【白うさぎは、ワサワサと荷物を集めてあっという間に消えてしまった。忙しそうな白うさぎの背中を見送る二人。ふと、白うさぎの落し物を拾い上げるアリス】

アリス
「あ、これ…ハートのおもちゃのチラシだ…」
センパイ
「ふぅん…ハートのおもちゃ…?」
アリス
「え、センパイ知らないんですか!?ハートのおもちゃコーポレーション!」
センパイ
「いや、名前は知ってるけど…最近聞かないわよね、その会社の名前」
アリス
「確かにそうですね、でも、私が子供の頃から遊んでいるおもちゃ、ハートのおもちゃが作ったものが多かったなぁ。積みすぎると重い!とか文句言い出す積み木とか、アタシの周りをひらひらと飛び続ける、蝶々のおもちゃ、とか、本当にワクワクさるおもちゃがいっぱいで、毎日夢中で遊んでいたんです」
センパイ
「最近は、おもちゃの会社も増えたし、評判を聞かなくなってきたってことは、うまくいってないのかしらね」
アリス
「…そうなん…ですかね…ハートのおもちゃ…あんなにワクワクするおもちゃ…他では、出会ったことなかったのに…」

【少し考え込むアリス】

センパイ
「アリス?」
アリス
「…センパイ、やっぱり今日、書店さんにはついて行かずに帰ります。ちょっと調べたいことができました」
センパイ
「調べたいこと・・・?」
アリス
「はい、アタシが勝手に調べてみたい、ことです!」
センパイ
「へぇ〜…ふふ、うん、いいわよ、いってらっしゃい」
アリス
「はい、すみません!それではお先に失礼しますね、お疲れ様です!」

【下手に走り去っていくアリスと、上手に歩き出すセンパイ】

【暗転】

アリス
「それからアタシは改めて、ハートのおもちゃコーポレーションの現状を調べた。最近は、新しいおもちゃはあまり作られていないようだけど、昔から愛されているおもちゃを、堅実に売り続けているみたい。これからも新しいおもちゃは生まれるのかしら?そこで、商品の企画や営業の社員募集をしていることを知ったアタシは、ほどなくして、出版会社を辞めてハートのおもちゃへの就職を決めたのだ。」

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【すべての人に演じる感動体験を!】素人集団が5ヶ月でクリスマスキャロルの公演を満員御礼で、成功させたことから始まった会社。60名×2日で120名動員!演劇界に革命を起こすべく、新しいエンタメの風を吹かせます!2019.2/2・2/3ホリエモン万博で舞台多動力を実現させる♪
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