発根管理デビュー(グラキリス編)
さてさて、塊根らばーの諸先輩方にならって、憧れの発根管理を始めてみました。
よく店頭に並ぶグラキリスをみていると「発根済み」とか書かれているのを目にしていて、どういうことなんだろうとずっと思っていました。私の買ったベアルート(根っこが生えていない状態の株)のグラキリスの場合、海外から日本国内に輸送される際に植物検疫を通すために根を切り落とした状態で輸送されてこられたそうで、自分で発根管理(根っこを生やす作業)する必要があるとのこと。
はじめての場合などは発根済みの株を買うことが推奨されてるようですが、選んだグラちゃんが発根してなかったんだからしょうがないじゃーないですか。
ということで詳しい手順はネット上にたくさんあるのでここでは割愛しますが、私はnkさんの動画を完コピしていますのでよろしければご参照ください。
まずはやっとこさ手に入れたオキシベロン。スムーズな発根を期待して手順どおり指定の希釈率で水で薄め、その中にグラちゃんを24時間漬けました(うそ、本当は待ちきれず23時間半で水揚げ)。
しかしこのオキシベロン。3000円以上して思いの外のお値段だし、500mlも使いきれないでしょう。もっと小分けにして売ったらお店側も気軽に仕入れてくれるんではないのか(需要の問題か?)と心の中でぶつくさ唱えるものの素人の想像し得ない大人の事情が色々とあるのでしょう。
次に主根の部分カットです。植物にも意識があると聞いたことがあるし、へたっぴな手つきでカッターでぎこぎこするのはなんだかかわいそうだったので、剪定鋏があって大変よかった、気持ちよくスパっと切れておすすめです。
温度計がとてもそれっぽくってかっこいいではありませんか。土の湿り具合チェッカーの大役を担う竹串さんもスタンバイ。
最後に遮光用にティッシュでお身体をカバー。私の目には、朝鮮王朝時代の王家や両班の女性たちが外出する際に頭にかぶるあの時の姿のようにとても高貴にうつります(韓ドラみない方は意味不明でごめんなさい)。
なお、発根するにはグラちゃんの地元マダガスカルに合わせて、鉢内30度以上で夕方には涼しく寒暖差のある環境で過ごしていただくことがポイントということで、午前中は外気35度ぐらいでのガンガン日差しのあたる場所においてみました。午前中の鉢内温度計を見ると40度あります。日本の日差しはマダガスカルより強いらしいのですが、暑すぎないかな?お店の方からは直射日光に当てて良いとおっしゃてたし、葉焼けはするけど気にするなという助言もいただいておりましたのでしばらく様子みたいと思います。
あー頼む、発根してくれ!!
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?