見出し画像

ベースはプロに任せ、ディティールを自分仕様に育てていく。

小諸市の二階リビングが羨ましい二世帯住宅へのリノベーション。

今回は天井と壁の断熱材に新聞古紙を主原料とした、

セルローズファイバーを充填しました。

既存の天井を剥がし、勾配天井に。

画像1

天井に空気の通り道を作るように空間を設けて、

新たに下地を作り遮熱シートを貼ります。

画像2

遮熱シートの下に更に天井の下地を作り、

更にそこにシートを貼り、

できた隙間にセルローズファイバーを吹き込んで充填します。

画像3

下地ができたらシートに穴を開けそこからホースを突っ込んで、

断熱材を吹き込み壁も天井も、ぴっちりと充填。

画像4

音の反響も無くなり、断熱材にすっぽりと包み込まれた感覚。

画像5

画像6

住まい手さんはお休みを利用しながら、

コツコツとDIY。

画像7

もともと天井裏に隠れていた、

荒々しい表情の梁の表面をグラインダーで磨いてお化粧。

どの刃が良いか、いくつか買ってきておいて試してもらいましたが、

結局、ご自分でチョイスして買ってきてくれた、

こちらの刃が最もしっくりきた様子。

さすがでございます。

画像8

お見事。大工さんも大絶賛の仕上がり。

まるで彫刻を施したような表情に。

 

住まい手さん夫妻が学生の時に手掛けたという、

一緒に視察旅行に出掛けて行った、

越後妻有の「脱皮する家」を彷彿とさせる仕上がりです。

http://www.tsumari-artfield.com/dappi/

 

住まい手さんご家族と存分に楽しんだ、

越後妻有のんだくれお楽しみ視察ツアーの様子はコチラ。

画像9

天井板として、仕上げに杉の羽目板を。

こちらも建材屋さんでゲットした、

リーズナブルな訳あり品を使用。

訳あり品とは思えないほど綺麗な材料。

 

さあさあ、工事は着々と進行しています。

住まい手さんのDIYは今回、

まだまだ、たーーーーーっぷりとございます笑

 

大工さんの力をかりて、ベースは一気に作ってもらい、

仕上げを中心にDIYで自分仕様に育てていきます。

 

さあ、ここからが本番。

梅雨と暑さを吹き飛ばし、

楽しみながら、がんばって参りましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?