大丈夫とは
父が亡くなって1週間とすこしが経つ。
今日、久しぶりに会社に出社したが、もろちん、何事も無かったようにあたりまえに日常は進んでいく。
たくさん声をかけてもらった。うれしさもありつつ、本当はもう何もしたくないし、がんばりたくもないこの気持ちを誰にも言えなかった。大人だからかなあ。
私は父が好きではなかった。
幼少期に理不尽に怒鳴られた思い出と、ものを投げていた思い出しかない。ほとんどDV。
父は自死した。
父自身が死んだときの情景と父が幼い頃の話を聞いて、なんだか虚しくなった。
自分のやりたいことが出来ず、本当の自分なんてものもわからず、きっとそれがわからないことも気づくことが出来ず
でも、ただ苦しくて、苦しくてしょうがなかったんだろうな、と。
幸いにも愛情を持って母に育てられた時間が長いから、自分はそこまで歪まず真っ当に生きられていると思う。
でも、この悲しい気持ちをどこかで発散しないと、弔わないと、どこかでポキッと折れてしまう気がする。
悲しいというか、純粋に父親の愛情というものを知りたかったなあ、と思ったりする。
案外大丈夫なふりが上手くできてびっくりだ。
皆も大丈夫じゃないのに大丈夫なように見えているとしたら、本当にすごい。きっとそういう人沢山いるんだろうな。
大丈夫なふりをしていたら、大丈夫になるかな。
つかれた〜
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