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打ちたてほやほや 新型コロナウイルスワクチン接種4回目 そろそろ注射なんて怖くない……わけないって

 60歳未満、持病あり、チュウシャコワイヨ族の縁側のヒラメ、新型コロナワクチンを打ってきました。4回目です。週に何回か医療機関へ行く必要があり、そこに持ち込んだら一大事なので、いかなチュウシャコワイヨ族とはいえ、やれることはやっておかないといけません。別にmRNAが怖いとか副反応が怖いわけではなく、ただ単に注射針を身体に刺されるのが怖いのです。自分で刺したら怖くないのかな、と時々考えますが、自分や他人に刺す練習を想像するだけで眩暈がしてくるのでやめました。

 今回も、ワクチン接種当日とその後数日間の様子を淡々と記録しておこうと思います。

 なお、60歳以上の人と異なり、おらが村では、60歳未満の人には、今のところただ待っているだけではワクチン接種券は送られてきません。自治体の申請サイトから申し込み、数週間後に接種券が届きました。その後自治体の予約サイトかコールセンターから、会場と日時の予約をします。最近は予約なし接種や居住地を問わない会場もあるようです。便利ですね。

 縁側のヒラメが予約を入れた時点では、ワクチンの種類は、ファイザーかモデルナが選べました。ノババックスにも興味があったのですが、2022年8月時点でノババックスは4回目用には使われていないようです。期待していたオミクロン株対応ワクチンはまだ始まっておらず。どんな種類でも、今の段階で打てただけでもありがたいことです。結局、4回目はモデルナ(0.25mL)を打つことにしました。これでファファモモという経過になります。

参考:厚生労働省による各ワクチンに関する説明

ファイザーhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_pfizer.html

モデルナhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_moderna.html


日曜日 16時 いざ4回目接種 36.7℃
 3連休の中日、行ってまいりました。楽しい連休に、なぜこんな楽しいイベントを入れてしまったんだろう……と若干の後悔を抱えつつ、最近の感染数の急激な増加を見ると、今打つにこしたことはないと思います。きっとそうです、と自分に言い聞かせながら会場へ向かいます。
 会場は地元の公共施設です。なんとなくワクチンの種類を先に選んだら、この日モデルナが打てるのが1箇所しかありませんでした。
 施設に入ると待ち時間ゼロで受付へ。思いの外空いていました。楽しい3連休、おいでよワクチン接種会場!(カラ元気) 予診票や本人確認書類のチェックの後、すぐ医師のブースへ案内されました。

問診 2週間以内に他の予防接種を受けていないかや、3回目接種後の様子について聞かれました。どのくらいで効くのか聞いてみると、10日程度とのこと。明日もし熱が出ても、いきなり効果が上がるわけではないよ、と。最後に、接種当日は静かに過ごすよう注意がありました。

接種 隣のブースでいよいよ注射です。肩を出してリラックスしてください、いやリラックスなんてできるかーい! と心の中の関西人が叫んでました。外側は瀕死です。このくだり何回やるのかわかりませんが、チュウシャコワイヨ病は一朝一夕に治るものではありません。それにしても、新型コロナウイルスワクチンだけでもう4回目。採血なども含めると、結構な回数です。さすがにこのペースで打っていると治る……なんて奇跡はやはりありませんでした。怖いものは怖い。
 刺している時間、体感1時間……すみません盛りました、たぶん30秒未満で終了です。鈍い痛みがありました。昨冬に打ったインフルエンザワクチンを思い出すと、それよりはやや痛くないかもしれません。終わってから盛大に溜息をついてしまい、看護師さん苦笑。なんかごめん。「打った箇所をもんだり強くこすったりせず、今日はゆっくり過ごしてくださいね」とのこと。

待機 接種済証明書と一緒に、厚生労働省による「4回目接種を受けた方へ」というパンフレットをもらったので、15分経過観察のあいだに読みました。ファイザー、武田モデルナのワクチン共通で、主な副反応は次の通り:

「18歳以上の接種後21日目までに現れた症状
50% 疼痛
10-50% 倦怠感、筋肉痛、頭痛、硬結・腫脹
1-10% 関節痛、37.5度以上の発熱、リンパ節腫脹、紅斑・発赤、知覚障害、アレルギー反応」

厚生労働省「4回目接種を受けた方へ」

 おや、発熱の割合がそれほど高くないようです。念のためバファリンを用意してありますが、出番が無ければ無いでそれにこしたことはありません。

 3回目モデルナを接種したときは、最高37.6度で、それほど高熱ではないわりに怠さが辛かった印象があります。2回目のファイザーは、熱と腕の痛みがやや辛かった記憶が。どちらにせよ1日程度で済んだので楽なものです。今回はどうなるでしょう。

/* ここからやや愚痴なので以下3段落は読み飛ばしてください。

 さて、今回に限らず、公共施設での集団接種では、来た人もスタッフも結構声高に雑談をしている人がままいます。ヒラメはチュウシャコワイヨ族ですが、注射の怖さよりもなお、そういった人達に囲まれた待ち時間の方が怖いかもしれません。静かな待合室がある、知っている病院の個別摂取で受ければ良かったかなあ、と少々後悔しました。

 感染対策をどのくらい強度で実行するかは、本当に人それぞれです。環境により感染したくない度合や必要性が異なるので当然だと思います。他人に自分のやり方を強要する気は全くありません。ただヒラメが守りたい対象と接する人々や、その周囲の人々が、十分に感染対策してくれていないと非常に困るのです。またコロナで医療資源が不足し、大切な人が必要な時に必要な治療を受けられないのも非常に困ります。ただこうしたことは自分には全くコントロールできないので、思い悩んでも仕方ありません。とはいえ、感染対策の強度があまりに違う人々と接すると、精神的にとても疲れます。

 できるだけ心を無にして15分の待機時間を終え、慌てて退出しました。

愚痴おわり */

 会場に着いてから20分(うち15分は接種後の経過観察で待機)、移動時間を含めてもトータル30分で終わりました。


日曜日 19時 接種後3時間経過 36.5℃
 何やら腕が痛みます。腕を持ち上げると痛く、筋肉痛なりかけといったところ。接種箇所の腫れや熱はありません。

日曜日 24時 接種後8時間経過 36.3℃
 筋肉痛らしきものがやや悪化し、腕を上げるのが大変になってきました。服の脱ぎ着はできるくらい。筋肉痛もどきの他には、就寝前まで体調の変化なし。いつもと変わらず夕食、入浴を済ませました。

月曜日 7時 接種後15時間経過 37.2℃
 身体がほかほかします。腕の筋肉痛が増してきて、頭に触るのがやっとなくらい。倦怠感はありません。
 今日は休日なので多少熱が出ても大丈夫です。ただし、病院も休みの所が多いので、ほどほどで願いたいところです。副反応その他がとても心配な人は、接種の翌日が平日となるよう、休みを調整するなどして受けた方が良いのかもしれません。

月曜日 13時 接種後21時間経過 37.5℃
 頭痛がし始めました。倦怠感もあります。無理せずここでバファリン投入しました。腕の痛みは変わらず強めです。

月曜日 18時 接種後26時間経過 37.3℃
 頭痛と腕の痛みが軽くなり、かなり楽になりました。日中気温が上がったようなのですが、部屋が温かいのか自分が暑いのかわからず温度計を眺めていました。今日一日本を読んだり音楽を聴いたりしている余裕なし。

火曜日 7時 接種後39時間経過 36.4℃
 熱が下がり、頭痛もなく、ほぼ通常モードです。強いて言えば腕はまだ持ち上げる時にやや痛みがあります。夜中腕を下にすると痛みがあり起きてしまったのですが、朝には軽快しました。

火曜日 18時 接種後50時間経過 36.3℃
 日中少し頭痛がありました。熱はすっかり下がっており、原因は働きたくない病と思われます。

水曜日 7時 接種後63時間経過 36.4℃
 頭痛なし、熱なし、後遺症らしきものなし。あ、ひとつだけ、顔にニキビができました(三日後になくなりました)。これは直前に景気づけに食べた(大きめの)ケーキのせいと思われます。経過観察を終わります。

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