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元化学会社の社内リクルーターが語るインターンシップ受けて損する学生、得する学生

ただ何となくでインターンシップに応募して、抽選に選ばれたから行ってみたという学生は多いと思います。むしろ私が見てきた学生の中で、そうではない学生は稀有でした。

インターンシップに参加すること自体は悪いことではないのですが、ただなんとなくで来ている学生で損をしている学生が多くいます
このnoteでは、「どのような損をしているのか」「得をするためにはどのようにすべきか」などを記載します。

このnoteの対象

<読者対象>
インターンシップを受けるか考えているorインターンシップを受けることが確定している化学系の理系学生

企業はなぜインターンシップを実施しているのか

企業は学生への慈善活動のためにインターンシップを実施している訳ではない

学生が一番勘違いしていることがこれです。インターンシップにきた学生の大半が「サービスを受けにきた」感覚でした。まずはこの心構えをきっちり変えてインターンシップに臨んでください。
それでは企業がなぜインターンシップを実施しているのか書いていきます

新卒採用の応募人数を増やすため

新卒の選考をしようにも学生の応募人数が少なければ、いわゆる良い学生を企業は入社させることが出来ません。学生の応募人数を増やす手段のうちの1つがインターンシップとなります。
そして学生の応募人数を増やすためには、「企業の認知度を上げる」「企業に興味を持ってもらう」の2点が重要となります。
少なくともそのインターンシップに参加した学生の大学の友人にはその企業名は知られるわけです。そしてインターンシップに参加した学生がその企業のインターンシップを良く評価した場合、周りの学生は”良い企業”であると認知し、興味を持ちます。おそらく、この”良い企業”と認知されるためにインターンシップに参加している学生を”接待”するので、学生らは「サービスを受けにきた」感覚に陥るのでしょう

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