母との生活 vol1
母との生活を綴ろうと思ったのは、一つは、今の私を伝えることに必要なこと、そして二つめは、もしかしたら、どなたかが、直面したときに、判断する種になるかもしれない・・・と感じたからです。
2020年8月 住み慣れた家から、私の自宅近くのサービス付き高齢者住宅に引っ越しをしました。
いろいろな物忘れが心配だったからです。
自由に出入りでき、泊りもでき、サポートでき、入居者の皆様と食事もとるため、お友達もできると思ったからです。
でも、入った途端、コロナ禍で、家族との面会はおろか、施設への入室ができなくなりました。
部屋の片づけもままならない、土地勘もない、短期記憶ができない母にはとても酷なこと。
交渉してやっと、1か月だけ、母のいないときに、入室して、整理をすることができました。
一人で近くの買い物に行くことは、そのころは許されていたので、近くのコンビニに行くことができるようになりました。
毎日さみしい、さみしい、と時間をとわずに、電話がかかってくる
でもどうしようもできない。。
そのような状態のときに、
デイサービスの方には、豆に連絡をいただき、大変助けていただきました。
そして、慣れない生活のストレスで、母は帯状疱疹にもなったときも、毎日接してくれるデイサービスの方からでした。
(もちろん施設の方も接しているはずなのですが・・・)
こうした助けもあり、何とか過ごすことができたのですが、デイサービスがお休みの目前に迫った年末年始。。。
外出許可を下さない施設
もともと父を24年前に亡くし、さみしがりの上に、もの忘れがある母
コロナ以上の危機を感じ、私たち家族は総動員で、どうしたらよいか考え始めました。
続く
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