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悪!即!斬!!! デッキ紹介『無限拳軍カツキング-P4』[デュエマ]
ちちちちーす
エネミーBやでしかしホンマ
この私、エグザイルクリーチャーが大好きでして、
思えば最初にnoteに投稿したデュエマ記事もエグザイルのデッキでしたね。
エピソード3時代、俺にとってはデュエマのアニメを全話録画してDVDに焼いて穴が空くほど見まくってた青春の時代。(DVDは最初から穴空いてるやろ定期)
アニメの主役種族でもあるエグザイル達はアニメのドタバタ具合の可愛さもさることながら、やられても強くなって蘇るというアニメ映え完璧な演出。
そんなの好きになっちゃうじゃん。
[こいつ抜きで"好き"は語れんべ]
という訳で主役はやっぱり、
『武闘将軍カツキング』です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142068929/picture_pc_6fec4ba661fb4c16831b3fb11ab7550a.png)
デュエマプレイスで触った方にはびっくりされるかと思いますが、
Wブレイカーです。
バトル勝利時ブレイクは1枚です。
地味ですね〜…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142080055/picture_pc_488be53bcce6270b7c11a5ae37498892.png?width=1200)
↑ 電子世界では派手な効果にきちんと生まれ変わってくれました。
このカードの良さはなんと言ってもドロンゴー…なのですが、適任が他に沢山いるのがネック。
やはりここは『バトル勝利時1枚ブレイク』の部分を何としても活かしたいンゴね。
[突如現れたトンデモコンボ]
デュエプレでカツキングがブイブイ言わせていたその頃、去年の神パック『魔覇革命』にて彗星の如く現れた新カードによってあるコンボが芽生えます。
その名は「パトファール-P4」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142069138/picture_pc_eb6714715152ca2f260090a3ffa04a80.png)
(上面)
パトファール-P4
メカ・デル・ディネロ
光 コスト2 パワー500
・このクリーチャーが出た時、クリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは離れない。
(下面)
サイレント・サイレン
メカ・デル・テック
闇 コスト5
・S・トリガー
・相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
場のモンスターを離れなくするという珍しい効果ですが、最大の特徴は自分も相手も対象に取れるところです。
今までのデュエマになかった、相手のクリーチャーを合法的にサンドバックにできるめちゃ面白いカードなわけですね。
(離れないだけなので、バトルに勝つという現象は問題無く発生します。)
例えば以前紹介したサンバーストNEXのデッキのように、”相手のモンスターをきちんと処理しながらシールドブレイクする戦い方”もカツキングには可能なのですが、
このカードの登場によって相手クリーチャーが1体のみでもそこに向かって連続バトルを申し込む、なんて戦略も視野に入ったわけです。
↑勿論応用としてこのデッキにギミックとして組み込んでもイケそう。(と言いつつ宣伝。)
と言いつつも、カツキング自体にバトル勝利時の再攻撃能力はありません。
しかしご安心を。
俺っち優秀だから、パトファールが発表された瞬間から”あるカード”に目をつけていたでガンス。
そのカードをここに組み込むことにより、カツキングは次のステージへ、NEXTLEVELカツキングとして生まれ変わる。
そのキーカードは『爆連撃マッケンナ』です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142101549/picture_pc_1aa568c512956c6cf048c4938f19f42b.png)
爆連撃 マッケンナ
ヒューマノイド爆
火 コスト4 パワー4000
・自分の他のクリーチャーがバトルに勝った時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのクリーチャーと選んだクリーチャーをバトルさせる。
バトルに勝ったら再度バトル。
普通にカツキングと相性良い効果。
…で終わらないんだな。これが。
相手が全滅するまで強制バトルとしてが本来の使い方なのですが、
パトファールと組みあわせた時に、やべー挙動をします。
手順は簡単。
パトファール出して相手1体を選択。
↓
そいつにバトルを仕掛ける。
↓
勝つ。
↓
マッケンナが反応。
↓
何故か生き残ってた同じクリーチャーとバトル。
↓
勝つ。
↓
マッケンナが反応。
↓
何故か生き残ってた同じクリーチャーとバトル。
↓
勝つ。
↓
マッケンナが反応。
お気づきですね、ループします。
無限にバトルが発生する、超簡単なループです。
そしてカツキングは∞パワーアタッカーなのでバトルに絶対勝て、バトルに勝つ度に1枚ブレイクがストックしていきます。
(余談:パワーアタッカーの効果が切れるのは攻撃中に発生する全ての処理が終わった後であるため、マッケンナの処理タイミングは攻撃力∞をずっと維持することが可能です。)
あとはこの能力を、例えば6恒河沙回ぐらいストックしておけば、『1枚ブレイクの処理を6恒河沙回繰り返す』ことが出来ます。
カツキングは無限パワーアタッカーによって必ずバトルに勝ち、アンタップキラー効果を持ちつつバトル勝利時ブレイクがあり、ドロンGOによって破壊系トリガーに対しての耐性がある、このコンボにおけるメリットが沢山内包されているんすわ。栄養満点すね。
[コンボの難点]
とは言ったものの、実はこのコンボを成立させるためには『パトファールとカツキングを同ターンで場に出さないといけない』という壁があります。
パトファールのサンドバック化能力とカツキングのアンタップキラー能力の2つは場に出たターンのみが適応内だからです。
故に、
ただ盤面にそろえてコンボスタート
ではなく、少し工夫してあげないといけません。
そこで注目したのが「ドロンゴー」。
マッケンナとパトファールは普通に召喚すれば合計コストは6。
6コスト払うだけなら超現実的なので、その召喚ターンにカツキングをドロンゴーによって出力できればコンボ成立できます。
この流れを成立するための最後のキーカードは「熱血武闘カツキング」です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143152820/picture_pc_ffb1656c4bd1151ef8e00a2bf3dd80f1.png)
熱血武闘 カツキング
アウトレイジMAX
水/闇/火 コスト8 パワー11000+
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・自分のターン中、バトルしているこのクリーチャーのパワーを∞にする。
・このクリーチャーはパワー6000以上のアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。
・このクリーチャーがバトルに勝った時、カードを2枚引いてもよい。
・自分のターンのはじめに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、バトルゾーンに自分の《熱血武闘 カツキング》がなければ、自分の手札を1枚捨て、自分のアウトレイジを1体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを出す。
ターンの初めに一番下の能力を活用してドロン元を壊し、同ターンでパトファール+マッケンナを召喚すれば任務完了。カツキングとパトファールを同一ターンに場に出すことに成功しつつ、実はもう一つコンボすることができます。
このカードもアンタップキラー付きのSA、さらにはパワー無限。
つまりこっちのカツキングも同じ様に、マッケンナ+パトファールと組み合わせて無限バトルができます。
…このカード、バトルに勝つたび2ドローできます。
もう一度言います。
バトルに勝つたび2ドローです。
つまりこのデッキではなんと無限ドローができます。
無限ドローで更なるドロン先やアタックチャンスを呼び込むことでコンボのフィニッシュ性能を爆上げできます。ブンブン。
まとめると、
場にドロン元、墓地に熱血武闘カツキング、
手札にパトファール+マッケンナ+武闘将軍カツキングの3枚を揃えれば、
無限バトル+無限ドロー+無限ブレイクを一気に遂行する、ど派手なコンボデッキとなっております。
[デッキレシピ]
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143013325/picture_pc_70503ac6cde52c160dcbc95da3af3e9a.jpg?width=1200)
必要札がとにかく多いコンボなので、ひたすらドローをしてパーツを是が非でも揃えていきたい。
有り余るドローに加えて、少しマジック達の力を借りて無理やりデッキを大回転させていたりします。
トリガー自体はパトファールの下面も合わせてそこそこの枚数なので、中途半端に攻められる分には大丈夫だと思うよ。(中途半端に攻めるとは)
当初はドロンゴー元としてカツドンをもっと入れていたのですが、諸々の都合で2枚に減っています。(後述しますが、結果ドロンに頼らずとも良くなりました。)
[各種カード解説]
「EX秘伝カツトンファー」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143307319/picture_pc_f19ced918dbdb7a6cc73dd4c9b95b568.png)
カツキングを擬似連パンさせるキーカード
熱血武闘の無限ドローの際はこいつとドロン先をとにかくかき集めます。
「熱血大帝カツカイザー」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143307337/picture_pc_fe1f8926b2b6ab9c8e7cecb4cbbb4403.png)
カツドンが2枚の理由。擬似ドロンゴーができます。
1コスト軽いので5マナ→6マナの流れでコンボできます。
守りのトリガーとしても活躍してくれるので、文句無しにガン積み侍です。
「芸魔山鷹トリノドミノ」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143307345/picture_pc_7c07f92aa8976100573e99215c8f2124.png)
あまりにデッキが回らなかった結果入れたカード。
ヴィブラートとミュートの2体からチェンジしてノーコストでサイバーチューンします。
相手の盾を削っちゃうし、ガイアッシュを呼んじゃったりしてリスキーですが、回らないよりは100倍マシと判断。
「T・T・T」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143307360/picture_pc_27d530c1682fcdac57329ee12b85b103.png)
このデッキのメインドロソ。
残り2つの効果もそこそこ有用で、
タップ効果でカツキングを補助したり、SA付与でコンボ後に無理やり押し切れたり等め〜っちゃ多彩。
[おわりに]
かなりコンボに寄って且つそこそこ遅めのターンを想定していて、どうしてもロマン砲の範疇でしかないのですが、カツキングというカードをこれ以上なく活躍させることができているデッキだと思います。
これを書いている前日にこのデッキを実際に回してきたのですが、非常にシビアな戦術ではあるものの、マッケンナがカツキングの攻撃を全体拡散させること自体かなり強い戦術だと感じました。
今日9軸ガチロボの横展開に為す術なく滅びるかと思ってたけど、マッケンナがカツキングの無限大パンチを全体拡散させて一発逆転でした。
— エネミーB (@Bzoa_enemy) June 8, 2024
パトファールなんていらんかったんや。
完全にカツキングに惚れてしまったわ。
カッコよすぎか? pic.twitter.com/KJsKMBrBgG
マッケンナとかいうカード神か?
…あれれ?
もしかして、パトファール抜いて赤青にしたほうがよかった?
奇しくも2014年の古のカードが最強ということを思い知らせてしまったのかもしれない。
というわけで、マッケンナ販促記事でした。
「双剣オウギンガ」(2014年12月19日発売) に収録されているのぞ!!!
さぁ君も、お店にダッシュだ☆(遅)
~Fin~
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