神を砕く無法者、令和に再臨。デッキ紹介「ゴッドブレイク」[デュエマ]

こんちわす。
エネミーBと申しやす。

皆さん、ビクトリーBEST、買ってますか？剥いてますか？

ココ最近のパックで1番ハネた気がする。

エピソード3大好きな私の様な人間はさぞ沢山剥きまくりましたよね。ね？

普段シングルカード中心に買い物を済ませる私ですら4箱剥きました。

今回はそんな話題のビクトリーBESTのカードを使ったデッキを紹介しようと思います。

[まさかのアウトレイジビートの強化！？？]

今回アウトレイジとゴッドノヴァOMGの強化が来たわけですが、正当な強化を貰ったゴッドとは対照的に、アウトレイジ側の強化はみんなの想像の斜め上のやり方でした。

アウトレイジと言えば、墓地ソに始まりドロンゴーやシールドゴー等、多種多様な戦術を取る種族。

その中でも今回の新規で強化されたのはまさかの「横展開型アウトレイジ」でした。
タダ出しやコスト軽減をフル活用して、アウトレイジたちが一気に展開されてそのまま殴る、というみんなが抱くアウトレイジのイメージとは少し逸れた形の強化で正直俺もびっくりしました。

そんな数々の展開補強を手に入れたアウトレイジ。

ある戦術がその水面下で着実に力をつけていました。

そのデッキタイプとは「ビートダウン」です。

そう。ノーコストや低コストで横展開できるのであれば、必然とビートダウン戦術も強化されているのです。
そしてそんなビートダウン戦術を駆使する今回の主役アウトレイジは「ダークナイトクリストファー」です。

「ダークナイト」と書いて『神砕き』と読む(重要)

水文明 コスト5 パワー7000
アウトレイジ
･進化ｰ自分のアウトレイジ1体の上に置く。
･メテオバーンｰこのクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、アウトレイジを1体選び、このクリーチャーの下に置いてもよい。残りを自分の手札に加える。
･W・ブレイカー

効果としてはアウトレイジ版のコスモセブΛと考えてもらえればイメージは付きやすいと思います。
毎ターン進化元を供給してメテオバーンによる3ドローと、明らかにΛの効果を意識して作られたと考えられます。

Λはエヴォルピア等ですんなり進化できる利点等で現代でもその力を振るえ、クリストファーは無重力ナイン等のコスト無しで飛ばせるアウトレイジと組み合わせて着地させて戦うというそれぞれの良さがあります。

今回強化されたアウトレイジは、コスト無しで着地できる優秀な進化元が多数登場していて、このカードの強さも同時に上がったとも言えるのです。

[増えた手札を活用する無法者]

クリストファーが処理されない限りはその能力で毎ターン手札を一気に回復できます。
手札が増えればそれを活用できる手段へとアドバンテージを変換して戦っていくのが理想的です。
そんな新規アウトレイジ達を紹介していきましょう。

「強瀾怒闘 キューブリック」

3つの効果全部強いんですが、どういうことだ。

マナが4マナあるだけで手札2枚捨ててノーコストで出てくる最強の進化元。

それだけならピットデルレベルのカードパワーに収まってたはずですが、何故か登場時に相手1体除去してSA持ちです。殴る性能としても申し分ないのはスゴすぎる。

手札消費が荒い点はクリストファーがカバーしてくれるので、お互い最高の相性と言えます。

「世露詞駆 キャロル」

キャロルのリメイク。何気にパワーが約2.3倍に。

先述のキューブリックとのコンボ用カード。
捨てられると出てきます。

キューブリックに限らず、少し前に登場したミュート等のドロー後に捨てる効果を持つカード郡にもしっかり反応してくれます。

キューブリック共々、場に既にいる場合は効果が使えないので、上手く進化させて誤魔化したいところ。

「弾丸超邪 クロスファイア」

よりビートダウンに寄ったクロスファイア様。

場に4体以上展開するだけでオマケで付いてきます。
しかもファルコンボンバーの効果を何故か内蔵。
手数で一気に押し切ってくれます。

クリストファーで増えた手札から無重力ナインや先程の新規キャロルを展開しまくって最終的にはこの人に繋げていきます。

以上、3種の新たな強力なアウトレイジをクリストファーのお供に添えて、パーフェクト12の中の1つの戦略、「無法な速度アウトレイジ速攻」が現代に再誕致しました。

名前に反して7枚中アウトレイジ3枚(ハズr…)

[デッキレシピ]

こだわりが詰まった愛用束。

2種のマイパッドでクリストファーのコストを下げつつ、アリスやミュートで手札を調整しながらノーコスト軍団を揃えていきます。
テスタロッサとマグナムでしっかり相手の足を引っ張り、何とかクリストファーを守り抜いていきましょう。

ちなみに、今回追加された5000VTもコスト軽減によるシナジーがあるのですが、マナが上手く余ってくれないことが多く、他のノーコスト軍団の方が圧倒的にシナジーがあったので残念ながら不採用となりました…あと高ぇし。4箱で当たらなかったし。(´•ω•`)

正統派なビートダウンでありながら、現代チックなノーコスト多面展開もガッツリ利用していく、懐古厨の理想像の様なデッキとなっています。

[オマケ:取り残された男]

ﾖﾛｼｸｩ

クリストファーと同期の旧キャロル。
墓地に行くと手札に帰ってくる最強効果を持ちます。

クリストファーの進化元にすればメテオバーンで吐くと手札に帰ってくるというコンボパーツでした。

そして今回の新たなキューブリック、
一見最強の手札コストである旧キャロルともバッチリ相性が……

最悪でした。

そうです。
新キューブリックも旧キャロルも、
『どちらも置き換え効果』なんです。
(置き換え効果は連鎖しない…つまりキャロルは帰ってこない…)

なんで……なんでそんなことをするんですかデュエルマスターズさん……(大号泣)

〜Fin〜