見出し画像

FX自動売買の種類と注意すべきこと


●自動売買の種類

FX自動売買には大きく以下2つに分けることができます。
①ナンピン・マーチンEA
ナンピンとは平均取得単価を低くするため買い(売り)増していくことです。
マーチンはマーチンゲールの略で元はギャンブルで用いられている言葉で、買い(売り)増していく際に数量をどんどん増やしていくことで実質負けはないと言われる手法です。
世の中に出回っているEAの大半がこの部類で利確ライン到達するまでポジション数が雪だるま式に増えていきます。
極端な例ですが以下の図のようなトレードのことを指します。

ナンピン・マーチン例


②非ナンピン・マーチンEA
基本的には単一ポジションのみをもつEAのことを指します。
ナンピンマーチンとくらべ、短期で結果が出ることは少ないですが、資金が0になることはあまりありません。


●各EAの特徴

①ナンピン・マーチンEA
世の中に出回っているEAの大半はこちらになります。下がれば買い続け、上がれば売り続けて利確していくため日々利益を出すことができ、月単位でもかなりの利益を出すことができます。

しかし、この手のEAは利確ラインにタッチしない限りポジションを破綻するまで持ち続けるものが多いです。
殆どの場合どこかで資金がゼロになりますので引き時が肝心となります。
短期で結果が欲しいという方にはお勧めです。

②非ナンピン・マーチンEA
開発者によってロジックはさまざまですが、短期では①のEAには勝てません。
長期かつ複利運用することで二次曲線的に資金を増やすことができるので、長期運用で良いという方にはおすすめになります。


●何故ナンピン・マーチンEAが多いのか

ナンピン・マーチンEAが多い理由は以下があげられます。
①ロジックがシンプルで開発しやすい
②取引回数や数量が多くIB報酬を受け取りやすい
③短期で成果が出しやすく集客しやすい

特に②の要素が大きいものとなります。
SNS等で無料でなぜ配布されるかというと、各ブローカーから取引量に応じて報酬がもらえるからです。
そのため、悪質な開発者のEAだと報酬目当てで無理な取引をするように設計されており、資金がゼロになる確率が大きくなります。


●最後に

EAは機械的に売買してくれるメリットがある一方、粗悪なものが多いためEAの良し悪しを自分で判断できるようにならないといけません。
また、余談ですが最近はコピートレード(MAMやPAMM)によるポンジスキームも横行しているため、EAだけではなくブローカーの取捨選択が必須です。言い方が悪いですが情弱ほどむしり取られる世界なので、私を含めしっかり知識をつけていきましょう👍

以下ツイッターでも日々EAの運用成績など呟いていますので見てください☺️

https://twitter.com/Fx1941918431780?t=HM5DZb3p38ilWWqPLNgGcg&s=09

LINEもやっていますので友達登録してもらえたら嬉しいです☺️


●その他関連記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?