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Webtoonにおける端末ごとの体験の違いについて

はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。
最近、Vtuberの配信にハマったりAPEXを再開したりブルーアーカイブをやったりと趣味が忙しめになってきています。ブルーアーカイブのシナリオ最終編、最高でしたね。

今回は、私がそこそこ色々なガジェットを使うので使うデバイスによってWebtoonの読みやすさって違うよな?と思っている話を書いておこうと思います。

発端としては、少し前にこんなツイートをしていました。

Webtoonを読む際に気になった点は「画面の縦横比」と「画面のリフレッシュレート」です。そのほかの要素で言うとより長時間読める、という意味での「重さ」とかだと思います。
この辺りについて簡単に自分の体感と考えを書いていこうと思います。

まず「画面の縦横比」についてですが、横幅が大きくなればなるほど読みにくいですね。なのでiPadやKindle Fireなどのタブレット端末だと1画面に表示される領域が狭く、読みにくいです。例えば、iPadなんかは画面分割をすることで読みやすくもなりそうですが、別の画面を開くことでコンテンツへ集中ができなくなってしまいそうです。逆に、縦横比で縦が長く、横が狭い端末は読みやすいです。
Galaxy Z FlipシリーズやFold(閉じた状態)など。また、Xperia1のシリーズも縦長で非常に読みやすかったです。
ちなみにですが、縦横比が縦に長い端末だと漫画は読みやすいのでスマートフォン選びをするときに「Webtoon」が読みやすいか「漫画」が読みやすいかを選ぶ必要があり、私は両方取りできる「Galaxy Z fold4」を使っています。漫画の見開き表示もできて最高です。普通に考えたらiPhone Proシリーズあたりがベストな気がしますが。

次にリフレッシュレートの問題です。リフレッシュレートとは1秒あたりのディスプレイの描画速度的なやつで、高ければ高いほど画面がぬるぬる動く、みたいな指標です。
私の持っている画面が小さい上にiPhone12miniはリフレッシュレートが60Hzなのでスクロール量も増えますし、画面サイズが小さい為画面に表示される情報が少なく、読みにくいと感じました。
逆に、Galaxy Z Flip、Foldなんかは縦長で画面サイズも大きく、リフレッシュレートが120Hzなので快適に読めています。
所持はしていませんが、iPhone14は通常版は60Hz、Pro以上は120Hzと使用感が結構変わってくるんじゃないかと思います。
このリフレッシュレート、縦にスクロールをしながら読む、インターフェースだからこそ気になる部分になっており、漫画のページめくりの際にはあまり気になりませんでした。ゲームでも、原神や第五人格などハイエンド系のものをプレイする場合気になってくるかと思います。

と、ここまで色々なことを書いたのですがこれがWebtoonの何に生きてくるか、という話ですがターゲット読者の端末ってどんなものを使っているんだろうか、とか流行ってる端末ってどんな端末だろう、ということも制作の上での要素の一つになるのかなと考えています。

例えば、世の中の端末の平均スペックが上がり、リフレッシュレートが120Hzになったらコマとコマの空間は少し余裕めに作ると快適にスクロールができそうですし、60Hzの安価な端末が今後も主流になるとすると少し画面あたりの情報量が多めの方がよい、とかあるかもしれません。

小さな1つの要素ではありますが、Webtoonの縦スクロール、というインターフェースの特徴を活かしたコンテンツなので少し気になったことを書いてみました。

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