北海道発!「チャンネルはそのまま!」が素晴らしすぎる!

HTB開局50周年ドラマd「チャンネルはそのまま!」が素晴らしすぎる! テレビ局の採用活動、新人教育、編成、営業、報道、情報の各部署の軋轢や葛藤、キー局からの天下りの上司、ライバル局との熾烈な視聴率争いなどなど地方テレビ局の日常が切り取られている佐々木倫子原作のコミックの実写化だ。原作のモデルはHTB!  NETFLIXで一気見してしまった。テレビに対する愛が溢れすぎていて、最高だ。HTBが本社移転が決まり、旧社屋で撮影し、社員も多くが出演している。芳根京子演じるバカ枠採用の新入社員・雪丸が、バカまっしぐらの失敗と活躍をしている。終始バタバタしている芳根京子が、いつまでも観ていたいほどに魅力的だ。ライバルのヒグマテレビにホシテレビが勝つ日も近いだろう。テレビ離れが叫ばれている今、ここまでテレビの力と愛を堂々と語るドラマに喝采を送りたい。そういう作品を地方局であるHTBと黒船・NETFLIXで作られたことが、なんとも皮肉と言うか、今の時代を表しているのだろうか。全国放送のドラマを遥に凌駕するパワーに溢れた今作が、より多くの方に見てもらえる地上波全国放送される日を期待したい。NACSの面々がそれぞれいい役で出演しているが、なかでも最終回の大泉洋は圧巻だった。

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