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切らない縫わない美容術

最初にお断りを入れますと、「切らない縫わない」とは言いますが、切ったり縫ったりすることに対して特別に偏見があるわけでもなく、整形反対!!っていうわけでもありません。
綺麗になりたい女性の気持ちは嫌ほどわかるし、またその気持ちは永遠です。
美容に関しては私もものすごいお金をかけました。
私の場合はそれが顔の造形ではなく、病的であった「肌」だっただけなのです。
お金もかかったし痛みもありました。(それについてはめちゃくちゃ長くなりそうなのでまた別記事で)

そんな私も費用面とか、ダウンタイムとか、痛みとか、なんとなく勇気がでなくていわゆる顔の造形を整える美容整形には手を出せなかった(ホクロの除去と歯列矯正はしました)のですが、

やはり人前に出る職業であったため、身だしなみとして、もうちょっと背伸びをしてプロ意識として、
綺麗に可愛く見せるノウハウを何年もかけて研究した結果、整形せずに、しかもあまりお金をかけずに垢抜けて見える方法がいくつもあるということを知ったので、それを公開していきますね。参考になったら幸いです。

ちなみにトップの画像、左が中学校2年生、右はうーん24歳くらいかな?

こんなこと書くと自分のこと綺麗とか可愛いとか思ってるの??とご意見が来そうですが、写真見れば垢抜けたのは一目瞭然だし、綺麗でいることも仕事のうちだったわけで、そのために研究したり金かけたり努力してんだから当たり前だろって話です。それに綺麗よって言ってくれる人がいるのに、いや綺麗じゃないっしょ。っていうのもその人の美的感覚を否定することになり結果失礼になるので、綺麗な人は綺麗なことを認めちゃっていいのですよ。
でも、外見だけで中身すっからかんにならないように、さらには歳をとって綺麗が武器にならなくなって来たときに備えて綺麗以外の武器を育てていきましょう。

では本題。

まず一番最初にやることは自分の顔を観察して、短所を探すことです。
整った顔とは、平均値(いろんな人の顔を重ねて平均的な顔をつくったもの)から逸脱している箇所が少ない顔らしいです。
この写真はまさに複数の人物の写真を重ね合わせてつくっていったものらしいですが、美人ですよね、特徴こそないものの。。

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基本的な作業は、平均値から逸脱しているところ、顔の短所となる部分をメイクや髪型でカバーすることです。
とりあえず、前髪も横の髪も全上げしてみましょう。私はやり尽くしたかったので、リバーサルミラーという、左右反転の顔が見えることによって普段他人から見えている姿を確認できる変な鏡を買いました。

さっそくお金かかってしまってますが、これはただ左右反転の顔が見えるだけなので買わなくていいと思いますwじゃあなんでリンク貼ったんだよという・・まあスマホのカメラで反転なしで顔を撮ってもリバーサルミラーで見る顔と同じ結果になるので、それでもいいと思います。

とにかく、暗くもなく明るすぎない場所(太陽光がおすすめ)で、髪の毛という額縁に入れられていない、化粧を施されていないありのままの顔面を客観視するのです。
その上で、できるだけ短所と思われる部分を、平均値に近づけていきます。

私の場合はまずおでこが広すぎました。そして若干顔が長めです。
これのカバーは前髪でします。前髪があることで、おでこの余白が埋められて、面長が解消されます。丸顔の人はその逆がいいでしょう。
本来私のような面長はサイドの髪の毛はすっきりさせた方がいいのですが、輪郭の形に左右さがあるのを隠したいこと、また肌荒れを隠したくてサイドを隠した髪型をよくしてしまっていました。個人的に隠したいパーツがある場合は髪の毛で隠しちゃいましょう。
目と眉の間が狭い人は少し短めの前髪もしくは前髪なし、目と眉毛の間が広い人はちょっと長めの前髪がいいんじゃないでしょうか。

サイドの髪の毛(ヘアスタイル)はパターン無限なので、信頼できる美容師さんに自分に似合う髪型を聞いてみましょう。普段着ているファッションでもヘアスタイルって変わってくるので、美容室にいくときはとんでもないラフでもとんでもないオシャレでもなく、普段している格好で行くのがいいと思います。
でも結構大切なのはスタイリングが自分で再現できること。分け目はどちらかの黒目の上がおすすめです。つむじの問題で左右で生えグセが違ったりするので、右はボリュームが押さえられるけど、左は立ち上がりが良くてかきあげっぽくなるとか、人によって違うはずですが、ニュアンスチェンジに役立ちますし。オシャレにみえます。
ショートだろうがロングだろうが、髪の毛はツヤ感があった方がいいでしょう。万年パサ髪女王だった私ですが、カラーリングを思い切ってやめたこと、シャンプーを無刺激のものにしたこと、熱いお湯での洗髪を控えたこと、ダイソンのドライヤーを使うこと、ドライヤーの前にヘアミルクをつけること、ヘアビューロンというものックソ高いヘアアイロンを使うようになったこと

により、髪質めっちゃ良くなりました。あとオイル系のスタイリング剤も毛先につけて、アホ毛も押さえます。ちょっと小綺麗になります。

ここからはメイク。
上から行きます。
まずは眉毛。おすすめは自分の持っている眉毛の形から逸脱しないことです。現在は若干太めの眉が流行っているため、細眉にすると時代遅れな感じになりますよね。眉毛は流行に影響されやすいパーツではありますが、流行っている形や太さの一歩手前、流行りと自前(生まれ持った形)の間くらいがいいです。
最近の若い子を見てると、流行りの並行眉に寄せすぎて骨格からはみ出て、無理に消した自前の部分が青ジョリになってしまっている子をみかけて残念だなぁと思ってしまうのです(老婆心)。眉毛は表情の変化で動くパーツなので、骨格の流れから著しく外れていると美しい表情も作れなくなります。なので、できるだけ自分の眉毛を生かした方がいいです。よく言われるのは、眉毛の上側はいじらず、整えるのは下側のみがいいってやつですね。眉の下側はまばらに生えている毛があるのでそいつらを整えると垢抜けます。ただ、ハーフ顔っぽい子はあえてその産毛感を残した方がよりハーフっぽく見えることもあります。

次、目。これはパターンがありすぎて全解説は不可能ですが、私の場合のみで説明します。
これも、顔のバランスを見て形や大きさをメイクで整えます。輪郭に対して目の形は配置を整える上で以外と重要なのはアイラインだと思っています。
髪の毛を全上げして正面から見た時に、私のように目とこめかみの距離が長い、つまり目と目の距離が長い人は目頭のライン引きはいらないと思います。目の半分くらいからグラデーションで始まって目尻にかけて少し太くなって、目尻をはみ出します。で、間違っても離れ目の人はこれをやってはいけません。離れ目さんはこれと正反対のメイクを施せば平均値に近づくはずです。
アイシャドウは若いときは塗っていませんでした。若々しい素肌感を出すために若者は濃いアイシャドウいらないと思います。ラメのみとか、シアーな発色で少し血色感があるものとか、アイラインをボカすための自分の肌の色を3トーン落としたくらいの濃いベージュっぽいカラーを見つけて、アイラインのキワに塗るくらいで十分。
しかし30代に突入すると、なんだか顔の余白が増えます。顔が伸びるのでしょうか、ほっぺたが長くなったように感じます。そんな時にほっぺたの余白を少しでも埋めるかのように、自分の肌色を1〜2トーン落としたベージュやオレンジ系のシャドウを下まぶたに塗ります。また歳をとると目の上の脂肪が減って来て瞼が落ちくぼんでくるので、ブラウン系のシャドウを広範囲に塗るのはあまりお勧めじゃありません。

次リップ。
似合う色や質感も大事ですが、案外形作りも重要。私のように上唇が薄くて鼻の下(人中)が長めの人はリップライナーがすごくお勧めです。人中が短いと可愛らしく若々しい印象になりますので、鼻の下と上唇がちょっとでも近づくように、上唇を1ミリ、書き足します。韓国で流行りのグラデリップ?唇の中心が一番色が濃くて外側に向かって色がうすくなるやつは絶対できません。
上唇が分厚い人は逆にコンシーラーをつかってグラデリップが似合うと思います、人中が短い人もです。

こんな感じで、ファンデーションやコンシーラー、ハイライトやシェーディングなどのコントアリングとチーク以外を説明してきましたが、

結構重要なのが、自分の肌の色または唇の色を延長してワントーン明るくしたり暗くしたような色味のカラーを見つけることだと思いました。
イエベ、ブルベなどありますがちょっとそれに通ずるかなと。
結構熱めのお風呂に入った後にできるだけ自然光で肌をみると、血色がよくなって、普段の肌色にピンクとか赤とかオレンジ味がプラスされているはずなんですが、その色のシャドウやチーク、リップを見つけてメイクに応用すると、肌から浮かず、影のように見えて顔の凹凸をも表現できるので、天然で無理してないのに可愛い子みたいになれます。年中湯上がり美人にもなれますしね。自分の肌の色に馴染むので色の統一感もでると思います。

あとは、私が色黒がコンプレックスだったため、なんとなく色素が薄く見えるように顔面に黒を取り入れないってのも一時期やっていました。メイクだとマスカラやアイライナーもブラウン、ヘアカラーもブラウン、目の色だってカラコンでブラウンです。もともと色白で透き通る肌の人は黒髪と黒い瞳がコントラストになってさらに透明感が際立つ人もいるでしょうから、これは個人差がありますね。

それから、流行っているからといって、似合わないメイクをしないほうがいい。流行ってるものが自分に似合えばいいけど、例えば、私の骨格に並行眉合わないなとか、赤リップ流行ってるけど私の肌色に合わないなとか、乾燥肌なのにマットリップ塗るとカサカサ感増すからやめよう・・とか。
自分に合う、合わないを見極めるのが大切かなと。

メイクは基本、短所を平均に近づける作業と書きましたが、睫が長かったり、肌が綺麗で白かったり、瞳が大きかったり、唇がふっくらしているなど長所と思われる部分は程よく強調してあげると、美人の弱点「顔に個性がないこと」もクリアできるはずです。

とにかく色々試して見て、可愛くなったかな?綺麗になったかな?と試行錯誤すればみんな綺麗になれます。
ちょっと注意した方がいいのはやりすぎないこと。固めすぎた前髪、形を変えすぎた眉毛、塗りすぎアイメイク、デーモン閣下すぎノーズシャドウ、でかすぎカラコン、マットすぎリップなど、垢抜けるどころか逆に急に野暮ったくなってしまうものです。やりすぎたなって自分で気づくことができればそれでいいですが、なかなかそれも難しいので、それはやりすぎって言ってくれるお友達を持つのがいいかもしれません。

私の持論では垢抜けることができない、何をやっても可愛くなれない人はいないと思います。今日は首から上だけにフォーカスしてしましたが、体型(スタイル)、ファッションや醸し出す雰囲気、さらには纏う香りでも人に与える印象は変えることができます。
モードでクールなファッションをしたい場合は、ゆるふわ茶髪よりもストレートで硬めの質感のヘアスタイリングがいいでしょうし、自分をどう魅せたいのか、骨格や顔立ち的に何が似合うのかを把握して自己プロデュースすることが大切ですよね。

年齢によってなりたい像も違ってきますし、常に似合うもの、ピンとくるもの、人から褒められるものを探求していくことが大切なのかな、と。
私も今だに模索中です。最近は美容に関してかなり無頓着なので、この記事書きながら悲しくなってきています。。
歳を重ねることは私は楽しみが増えることだと思っていますが、時が経つほどに清潔感を保つのに努力が必要になってくることもわかりました。
「美」に対する感覚が年々変わってきておりますが、しっくりくるものを探し続けていきたいなと思います。

子犬のご飯かお勉強代になります。サポートありがとうございます。