31歳でピアスの穴をあけた

4つめのnote。とりあえず書き慣れるためになんでも書きたい。
間が空かない改行の仕方もマスターしました。

タイトルで豪快にネタバレしておりますが、31歳過ぎてからピアスの穴をあけました

厳密に言いますと、今までずっと両耳に一個ずつあいていたので
左耳に2つ増やしたのです。それでも15年ぶりのピアッシング。
まだ私の左耳には軽い痛みを伴う未完成の2つのホールにファーストピアスが刺さっている状態です。

私のピアスの増え方は変則的で、まず1個目は左耳に1つ、中学校2年生だか3年生の時にあけました。
当時仲の良かった友達と、ピアスをあけてみようという話になり、
多分ダイエーでピアッサーと保冷剤を入手して、友達の家でお互いにバチンとあけあいました。
同時に透明ピアスという、つけていてもパッと見はピアスおよびピアスの穴が目立ちにくい樹脂製のピアスも購入していたため、ピアッシングしてからすぐにそちらに付け替えました。
通っていた中学校はもちろんピアス禁止でしたので、バレないための秘策であり、私は親バレも許されなかったため更に慎重を期して1個ずつホールを完成させようと、まずは左耳に一つだけピアスをあけたのでした。

結論を先に申しますと、学校には私だけバレませんでしたが親にはあけてから数ヶ月後にバレてしまいました。

部屋が汚い以外は家でも学校でも真面目ちゃんでやってきたため、父親にバレた瞬間、人生で最初で最後の、頰に平手打ちをくらいました。
原稿用紙5枚分ほどの反省文をかかされてそれを自分の部屋の壁に貼らされました。
自分の犯した浅はかな行為を自室にいるときは常に省みるよう、
晒し首ならぬ、晒し反省文です。
たかが1穴、されど1穴、私の左耳には罪のブラックホールがあいてしまったのでした。(その後塞げと言われたのですが、若いころから傷の修復力が弱い私のピアスホールは塞がらず、今もそのまま使っております。)

高校生に入ってからは校則も緩く、親の許しももらえたため右耳にもピアッシングをし、無事に左右一つずつ、綺麗に一対のピアスホールを完成させそれから15年ほど過ごします。

そしてこの度、久しぶりに新しいピアスホールが仲間入りしたのです。

前置きが長くなりましたが、どうして30越えてからピアスあけたの?の答えはこちら。

・耳にいっぱいピアスをつけておしゃれをしている生徒さんをみて可愛いなと思ったから。

・今までは人のピアスをみてかわいいなと思っても、「いまさら…」や「年齢も年齢だし恥ずかしい」という思いがあったけど、年齢のせいでおしゃれを諦めたら、まだ30代になったばっかりなのにこの先どんだけおしゃれを諦めなきゃいけないの??ふと思ったから。

自分の人生を振り返ると、なにかと理由をつけて環境や年齢などのせいにして諦めちゃうことが多かったんですよね。同調圧力にめっぽう弱くて、ガチンコで挑戦してみてできなかった時のことを考えると恥ずかしいな、やっぱやめようかなって思ってしまったり。

しかし最近は年齢のせいにしてやりたいことをやれなかったり、批判が怖くて自分の意見が言えないのって自分で自分の人生の幅、狭くしてない??とふと感じ、
なんとかして今までの考え方の癖を打破したいところだったのです。

そこで思いついた小さな小さな第一歩が、(自分的には)年甲斐もなくピアスを久しぶりにあけてみるだったのでした。ビビりな私にはこれくらいのスタートがちょうどいいw
たかが1穴、されど1穴。今度のはブラックホールではなく、新しい一歩へ繋がるトンネルです(大げさ)。


今年はそれくらいのことしかできませんでしたが、来年はもう少し、やりたかったけどなんか恥ずかしくてできなかったことリストを潰していければいいなと思います。
それから、結婚をしたり表舞台から退いたこともあり、おしゃれをする意味、綺麗でいる意味も見失いつつありましたが、おしゃれは誰のためでもなく、自分で自分の気分を上げてあげるためだけにまた再開してみようと。
やはり綺麗にマニキュアが塗れた指先が視界に入ったり、ふと出先のお化粧室で鏡を見た時に肌の調子がよかったりするだけで少し気分があがる。ほんの少しの手間暇で自己肯定力が上がって人生の満足度も底上げされると考えると、行き過ぎない適度なおしゃれはコスパいいみたいです。

何か並々ならぬ決意があったのでは…とか何かの罪滅ぼしとか、戒めか、はたまた自傷行為か??などと深読みした皆さんすみません。

簡単な理由ではありましたが、私のように「何か小さくても新しいことにチャレンジをするきっかけを探したい」と思っている方に読んでいただけたらいいなと思って纏めてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。






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