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2021年5月22日からPMOTが始まるよ!

みんな〜! ゴールデンウィークも『PUBG MOBILE』でたくさんドン勝できたかな〜? ……え? VCT? ゴルシちゃんウィーク? Apexの新シーズンスタート? うんうん、他のゲームも魅力的ですね。

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『PUBG MOBILE』のプロリーグ、『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE(=PMJL)』のSeason1のPhase1が5月8日に終わってしまいました。長いようで短い約12週間でしたね。毎週毎週ドラマティックな展開が繰り広げられ、観戦勢としてはワクワクした時間を過ごさせていただきました。Phase1の優勝はREJECTとなりましたが、Phase2は9月18日からと約4ヶ月先。この長い準備期間を経て、順位がどう変動してくるのか楽しみです。Phase2の15,16位が『PUBG MOBILE CHALLENGE LEAGUE(=PMCL)』の上位2チームと入れ替わりになってしまうので、下位のチームほど奮起することでしょう。

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初年度のPMCLは5月22日から始まる『PUBG MOBILE OPEN TOURNAMENT(=PMOT)』の上位16チームが出場できる、とのことなんですが「PMOTってなーに?」という素朴な疑問に答えたり「PMOT出るよ!」というチーム関係者が読んでもわかりやすい解説をまとめたり「どんなチームが出るのか分からないからオススメチーム教えてほしいな……」という観戦勢のお願いに答えていくnoteがこちらになります。


・PMOTについて知りたい!

かつての『PUBG MOBILE』の公式大会=『PUBG MOBILE JAPAN CHAMPIONSHIP(PMJC)』はどんなチームでも、プロでもアマチュアでも、4人の選手が集まれば出場できる大会でした。端末の指定もなかった為、あるプロチームの選手は「端末の指定がないのなら画面が広い方が有利。勝つ為なら最善を尽くすのがプロ」という主旨のツイートを残しています。

PMOTはPMJLに出場したい『PUBG MOBILE』の全てのプレイヤーのために開かれる大会となります。あれだけ盛り上がったPMJL。オフライン会場はあのフジテレビの球体展望室の中。ゲームをやっているだけで(と、いうとPMJL出場チームの関係者の方々に怒られそうですが)年収350万円が保証される世界。地上波のテレビ番組にも取り上げられるほどの注目度の高いeスポーツの大会。どうしてもメディアに顔出ししたくない、という事情があるならともかく、可能性があるなら出場したくないですか? なんとまだ間に合います。応募期間が9日まで延長されたので。……思っていたよりもチーム数集まらなかったのかな。

とはいえ、PMOTがPMJCと異なる点にも触れておかなければなりません。PMJCは先述の通り端末の指定がなく、画面がとにかく広いiPad Proが有利と言われていましたが、PMOTはタブレット端末の使用が禁止となりました。iPad名指しではないから「Galaxy Tabならええんか!?」という話ではないです。端末に関しては後ほど『・どの端末がいいの?』の項で詳しく触れたいと思います。

なぜタブレット端末が禁止となったのか。公式からは2020年8月28日にこのような声明が出ています。

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運営としても苦渋の判断であったことがうかがい知れますね。PMJLの1位チームは世界大会への出場権を獲得しますし、国内リーグをスマホ端末で切磋琢磨することが日本国内の競技シーン全体のレベルアップにつながると考えたのでしょう。したがってPMJLの下位リーグであるところのPMCL、さらにはCLへの参入戦であるPMOTがスマホオンリーになるのは当然の帰結ですね。もし世界大会がなく、日本国内でワイワイガヤガヤ『PUBG MOBILE』の公式大会が行われるだけであったらタブレット端末でもいいよ! って世界線もあったかもしれません。iPad Proバカ売れですわ。でもさ、PMJLがGalaxy Note20 Ultra 5Gを指定端末にしたのにGalaxy Note20 Ultra 5Gが飛ぶように売れているというわけでもないのが現実なので、iPad Proバカ売れもしないのかもしれないかもしれない(if世界線の話なのでここまでにしておきます)。


・スケジュールの確認だ!

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公式サイトの表をコピーしてきました。ちょっと前にスマホ端末限定の大会として実施された某大会の主催側が「チーム集まらなくてどーしよー!?」と困っている姿を見ていた身としては「GROUP STAGE2で256チーム???」となってしまいましたがそれはまあ公式大会っていう名目でなんとか集めるんでしょう。知らんけど。

全試合オンライン開催とのこと。GRAND FINALまで“配信なし”なのはゴースティングなどの不正防止の為でしょうか。「5分遅延かかってるんだから見てもしょうがないじゃん」みたいなことよく聞くんですけど、5分前の情報だったとしても5分後の現在どの辺のポジションを取っているかってだいたい想像つきませんかね。もしかしたら予想外のとんでもないムーブをするチームばっかりなのかもしれませんが……。


・規約をよく読もう!

参加されるチームの方々なら文字通り穴が開くほど読んだほうがいい“大会規約”。文字が多くて読み飛ばしがちですが大事なことがたくさん書いてあるので練習の合間に読んだほうがいいですよ。特に第4編のペナルティ規定のところ。知らぬ間に違反行為をしていて点数没収なんてもったいないですからね。気になるところだけ触れていきます。

第1編 総則 第2章 契約の成立

応募フォームに必要事項を入力し、送信が行われた時点で大会規約に書いてあることを守らないとダメよと。「契約したからね! 応募した時点で契約したからね!」っていう念押しです。

第2編 大会参加 第1章 選手の資格等 第1条 資格

つらつらと書いてありますが要件を満たさない選手がいた場合は“本大会に出場できないものとする”し、もし黙って出場したら“当社の裁量で当該試合の結果を取り消すことができるものとする”とあります。事前に報告してくれたら穏便に対応してくれるのかもしれない(“当社の判断により、本大会の出場を認める場合がある”)。ほう・れん・そうは大事。

第2条 選手の資格剥奪

“剥奪”というめちゃくちゃ怖い単語が3ページ目にして現れました。“選手がタブレット端末を使用して本大会の試合に出場した場合(中略)当該選手はそれ以降本大会に出場できないものとする”とのことなんですが、この規約を考えた人はタブレット端末に親を食われたんでしょうか。いやまあ「そもそも『タブレット端末禁止ね』って前々から言ってるのに何で使うの!?」っていう怒りのメッセージなのかもしれません。

第2章 チーム構成 第3条 アクティブ・ロースター

チームは“4または5名の選手が所属していること”ですが各試合に出場する選手は1チームにつき4名(4人1組のSQUAD形式の大会なので)。期日までに申請しなければなりません。“別途認めた場合を除き、試合当日のラウンド間のアクティブ・ロースターの変更は認められない”とあるので急に1名欠けるようなことがあっても直前の相談次第で何とかしてくれるのかも。ほう・れん・そうは大事。

第1章 大会の構成 第2条 GROUP STAGE1について

5月22日! 全6ラウンド!(マップは森砂島順不明) 総合順位上位256チームがSTAGE2に進出! オンライン!

第3条 GROUP STAGE2について

6月5日! 16グループ! 全7ラウンド!(マップは森砂島順不明) 各グループ上位8チームがSTAGE3に進出! オンライン!

第4条 GROUP STAGE3について

6月12日! 8グループ! 全8ラウンド!(マップは森砂島順不明) 各グループ上位4チーム=32チームがGRAND FINAL進出! オンライン! ……1日で8ラウンドって多くない?

第2章 大会の方式

“使用するルームはカスタムルームとする”すなわちeスポーツモードが採択されているようです。レッドゾーンなし。LAGのAndon選手が教えてくれたので間違いない。“当社が本ゲームの大会に関して規定するグローバル基準に従って”詳細設定を決めるそうなのでパルスの収縮速度や武器のドロップ率の設定などは明らかになっていません。

第4章 PMOT GRAND FINALへの移行

GROUP STAGEの大会規約とは別にGRAND FINALの大会規約がありました。こちらのnoteでは割愛させていただきますが出場する選手とその関係者の皆様はそちらも読みましょう。

第5章 注意事項 第1条 注意事項 第3項 本大会におけるラウンドのやり直し

“選手が準備したスマートフォン端末におけるトラブルは、全て当該選手の責任”だそうです。

第4項 その他大会の進行

“タブレット端末を使用して試合に出場してはならない” 。あと“本大会で使用するスマートフォン端末は、選手個人が準備”しろってことなのでPMJLみたいにNote20 Ultra 5Gが貸与されるわけではないと。

第6章 選手の義務

特に(8)から(11)の項目、“申込時から本大会の終了までの間(当該選手が所属するチームが敗退した場合はその時点までの間とする)” 

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第7章以降

大事なことがたくさん書いてあるので必ず読むべき箇所。ここまでも読んだ方がいいけれど、ここからは自分で読んでほしいので1個ずつかいつまんで書くことはしません。ラウンド終了後5分経過したらSNSに投稿してもいいらしいよ。


・どの端末がいいの?

うちのnoteといえばこれですよ。スマホについて(頼んでもいないのに)語り出す項。「こういうのまじいらんわ」って人はPUBG Mobile Newsさんでも読んでください。

 - https://pubgmobile.jp/pubg-mobile-open-tournament-season1device/

とのことです。つまりディスプレイが8インチ未満タブレット端末として販売されていない端末ならオッケー(とは限りませんが、まあだいたいオッケー)という話ですね。わかりました。

画面の広さは正義だ! “Mate X2”

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HUAWEIが生み出した8.0インチの大画面スマホ。技適がないので日本国内の使用には申請が必要。Google Playが入っていないので頑張ってねじ込んで『PUBG MOBILE』が動くようにできたら(画面サイズでは)最強。

折りたたみスマホがでかいのは当たり前! “Z Fold2”

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PMJLのスポンサーでもあるGalaxyが日本国内でも販売している7.6インチのスマホ。Snapdragon 865 5G+のハイスペックさん。バッテリーが保つかどうかと発熱の具合は正直わからない。

Legionの雄! “Legion Phone Duel 2”

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ゲーミングPCでお馴染みのLegionがゲーミングスマホを作ってくれました。初代は技適なしだったけど2代目は技適を取ってくれているのでひょっとしたら国内販売されるかもしれない。PMOTには間に合わない。

スマホの歴史はリンゴが始める! “iPhone 12 Pro Max”

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結局iPhoneがいちばん売れているのは間違いないので、最適化という点で優先されるのは母数の多いiPhoneでしょう。6.7インチのディスプレイですが、都合で90fps設定にできないところが気がかり?


……とまぁ、ネタ方面に振り切ってみましたが、みんなゲーミングスマホで勝ちにいくといいと思いますよ。OTの段階でNote20 Ultraにこだわる理由はないです。勝ち上がるためだけなら高性能で冷却機構のしっかりしたゲーミングスマホがあんぱいですわ。みしぇるさんが動画出してるRedMagicでもいいし、BlackSharkでもいいし、FAV Gamingさんがチームから全員に支給されたROG Phoneでもいいので。「大会の途中で画面つかなくなったら困る〜! 土曜だとサポートセンターやってるかわからなーい!」って心配があるならiPhoneがいいんじゃないかな。

応募フォームで“大会出場時使用スマートフォン端末”を書かないといけないから同じ端末を2台用意するのがいちばんいいのかも。同じタイミングで2台とも壊れるってことはないでしょうし。2台も用意できないなら1台で頑張ってください。


・好きなチームを紹介するよ!

Schwarzerland(ScL)というチームがあるんですよ。今回のPMOTからPMJLへ駆け上がってほしいチームなので、このnoteの締めとして紹介させていただきます。

主な公式大会の実績としてはPMJC Season2の3位。あのARW、DTNに次ぐ3位ですよ。Season3,PMJL Season0では思うように実力を発揮できず予選で敗退してしまっていますが、今回のメンバーは一味違う!

“気分屋スナイパー”坊やてつ

“チェリクボカンパニー”Botty

“帰ってきたエース”Signal

“ドミネルームの新風”なりた

“若き副代表”NicoRai

この5人+副代表“歌うま”Yoneko+“敏腕マネージャー”(元)ウグイス嬢へのじぐちで戦います!



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