使えないFP

FPに聞くだけ無駄?ワンストップで家計が解決しない本当の理由

最終更新日:2019年12月29日
(内容追加)

日本人で、これから書くことを知らない方は日本人の大多数だと思います。私もこのことに気付くのに相当な時間がかかりました。

内容を超簡単にご説明すると、
1.ファイナンシャルプランナー(この後はFP)ってどうしてあんなに使えないの?

2.どうして今までお金は大切だと教わってきた割りに、金融教育を受けられなかった理由

これらについてです。

要は、これらのことを知らないで、FPに相談したりすることはある意味無謀で、時間のムダになる可能性が高いことになります。

だからこそ、この情報を知った上で出来ることをしてもらいたいと思います。

☆おススメな方
・世の中のFPがどうして使えないか知りたい方
・FPで独立を考えている方
・金融知識を出来る限り最短で高めたい方
・金融機関に騙されたくない方

★おススメしない方
・FPの資格をお持ちの企業で働くFPの方

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目次:
・理想のFPってどんな感じ?
・FPってどこにでもいる?
・FPが使えない本当の理由
・その対策はないのか!
・まとめ


これからご紹介する内容を知っている方は
・仕掛ける側
・仕掛けられない様に手段を講じている

この様な関係が成り立つでしょう。

そんな中で、知らない方は「FPに相談したらお金について、親身に教えてくれる」=「白馬の王子様」がいつか自分に現れると思っている方の様に思えます。

お金の教育って受けたことがない方の代表的な姿です。

だから、金融機関の情報に踊らされまくって、必要なところにお金を回せなくなって、生きたいように生きられなくなるのだと思います。

正に「教育資金」その代表と言えるでしょう。そのとばっちりを喰らうのは、弱者である子どもになります。

それでは、ここからファイナンシャルプランナー(この後はFP)の話に入っていきます。

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<理想のFPってどんな感じ?>

そこで、あなたはFPと名の付く方の話を聞きに行って、

「あれれ、なんにも勧誘されなかった」
と言う経験をしたことはありますのでしょうか?

私自身、「あなたのためにこの商品が良いけど、どうします?」
と誘導をされなかったことがありません。(笑)

相手もお仕事でしょうから、話を聞いて納得してくれれば購入してもらいたのが本音でしょう。

それでも、競合他社の金融商品を絶賛して、例えば
「あなたには生命保険よりも、証券会社のAと言う商品が最適だから、これをこの時期に~円買った方がお得ですよ。」とは言わない筈です。

もし、そんな方がいれば会ってみたいです。

要は、FPはお金に関する専門家ですから、家計合わせてピッタリ合った無敵のプランをご家庭、ご家庭に合わせて提供すべきだと思いませんか?

しかも、節約、節約がメインで、「削減」の提案がメインになりがちです。例えば、東大生の保護者さまの約60%の年収が950万円を超えているのに対して、一般家庭全体では、16%程度しかありません。

極端に東大に入学できたお子様を例に出しましたが、教育資金に限っては、減らせば減らすほど、お子さまは進学に対して不利になっていきそうです。

実際、国とお茶の水大学の研究で、このような結果が出ています。

世帯年収と学力の関係

この様に、小学6年生も中学3年生も年収に比例して(一部例外あり)テストの点が上昇する傾向があることがわかります。

ただ、年収だけで決まる訳がないので、色々なファクターがあると思いますので、学校外教育支出(塾代や習い事などの費用)がどの程度影響をするか見てみます。

学校外教育支出と学力の関係

ここでも結果が似たような結果になりました。要は塾とかに通わせることによって、テストの点を上げることが可能だということです。

当たり前のことの様ですが、「点数はお金で買える」と言うのはこの数字が証明しています。

ただ、塾を経営している立場から言わせいただくと、「作業効率向上」という部分での点数を買うことは出来るということです。

私的には、「点数が高い」=「将来いきる力が高い」とは直結していないと思っています。

FPで言えば、生活費や保険料、無駄遣いの削減、削減、削減。これがFPの言うところの効率化である可能性が高いです。

もちろん、中には例外的なFPも含まれているでしょうが、総じてそうなっていることは間違いがないでしょう。

要は何が言いたいのかと言えば、FPという存在は、「節約」や「削減」などの「効率化」だけの提案ではいけないのではないかと言うことです。

・稼ぐ&投資(攻める)
・節約(守り)=効率化

持っている資本効果を最大限にするために将来お金が生きる様に「お金の凸凹」をしっかりつけることが出来て初めて一流と言えるのだと思います。

更に欲を言えば、FPの話を聞いた後に、「収入」までもが増えてしまうところまで、伝えることが出来れば超一流の域でしょう。投資の部分も同様です。

私も以前、保険屋さんをしていた時に数百人のお客様とお会いしましたが、そんなFPに出会った経験をしている人は一人もいませんでした。

当然、昔の私ですからそんな域には達してはいません。だから偉そうなことを言うつもりもありません。

それにしても、世界的に真面目な性格の人が多そうな日本でなぜ「お客様に対してワンストップでより良いプランを提供していない」こんなことが起こっているのでしょう。よくよく考えてみると本当に不思議だと思いませんか?

私がどうしてこんなことに気付いたかの経緯をお伝えすることで、その答えにたどり着くことが出来ると思いますので、しばしお付き合いください。

現在は、学習塾を経営していて、お子様に世界のエビデンス研究などを基にして、お子様に合ったプランニングを一人一人していくことで、少人数ではありますが、自分でも驚くような実績が上がりだしています。

例えば、
①高校入学後、
 学年1位になる確率約7%
②外交官(外務省職員)を輩出
③大学の学科1位
④指定校推薦で公立大学入学
⑤その他、中学生時の目標に
 沿った進学、就職多数

卒業後、学年1位でなくても、地元の進学校で上位で大学に進学した生徒も多数いらっしゃいます。

一般的に教育資金って、教育業界の緻密に作られた戦略にハマって、数多くの方が成績もロクに上がらないのに、教育資金が本当に無駄に使われています。

当塾のやっている方法を世の中に広めると、教育資金のコストパフォーマンスが一気にあがるので、その浮いたお金で、大学資金などのお金を上手に運用するところまでワンストップで情報提供が出来れば、最高だよね!

と考えました。

さらに、投資歴も20年くらいあるので、それも伝えれば鬼に金棒です。

じゃあ、「私が塾で勉強も教えることが出来て、金融のやり繰りまでワンストップで何でも解決できるFPやろう」と思ったので、ファイナンシャルプランナーの資格を取ることにしました。

私も実に単純ですね。そりゃ、お金のプロのファイナンシャルプランナーになれば、できるんじゃないかと思って半年間みっちり勉強をして「FP技能士2級」と「AFP」を取りました。現在は「FP技能士2級」だけです。

そうして、取った後に気付いたことがありました。それは、「FPと言う資格は、ただのメッキでしかないのではないか!」と言う事実でした。

そして、これこそが「あなたを本当の意味で助けてくれる金融のプロが存在しない理由」そのものだったのです。


取る前に何で気付かなかったのだろうかと思いますが、それは仕方がありません。

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<FPってどこにでもいる?>

では、あなたは、ファイナンシャルプランナー(FP)って世の中にどのくらいいるかご存知ですか?(2015年時点)少し古いですが。

日本FP協会のFP
1級  16,849人
2級 316,809人
3級 131,683人
合計 465,341人

その他業界のFP
トータルライフコンサルタント(生命保険のFP)
116,320人

もちろんこの二つを重複している方もいるでしょうから、それを踏まえても50万人は日本中にファイナンシャルプランナーと名乗って良い人がいることになります。

ちなみに当時のコンビニの数が、上位7社で約5万店舗でしたから、その10倍いることに。

ところで質問です。
・あなたのご近所に「FP事務所」ってありますか?
・どうしてコンビニの10倍もいるFPが事務所を出さないのでしょう?
・お金の専門家である筈のFPは何をやっているのでしょう?

謎は深まるばかりです。

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<FPが使えない本当の理由>

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