#えまと晩酌 は再会の約束のようで - えま★おうがすと様のイメソンを作った話

ギターやベースを弾く傍ら、Vtuberオタクをやっています、有間シンです。

今回は表題の件に伴うクソデカ感情を書き殴るべく、久々に長文を書く場を用意しました。乱文になりますがしばしお付き合いください。

にじそうさく05に向けてイメージソングを作らないか?と友人のsato-shiさんに誘われて、やるぞ!となって制作が決定しました。

にじさんじ所属ライバーの中で自分がメンバーシップに入っているのがえま★おうがすと様とリゼ・ヘルエスタ様の2名でしたので、自ずとそのお二方のイメソンを自分が作ることになった次第です。

この記事ではえま様の曲について書きます。


自分の人生を肯定することはとても困難に感じています。生きているだけで儲けもの、とはよく聞きますが、実感が伴うことはありません。

そんな中で、えま様が配信で申される「今日も生きてて偉い」という言葉、これが何故か心に染みてきました。普通に聞けば「今日も生きてて偉い(笑)」にしかならないはずなのに、えま様からは心の底からそう思って言ってるのだという風に信じることができました。これはそこそこ生きてきてしまいましたが、初めての体験でした。

生き様芸人と自ら仰られるほど、えま様が配信で語られるエピソードは苦境が多いように感じられます。そんな方が今日も生きてて偉いと他の人に向けて心から言えること、その強さ、あるいは優しさに深く感銘を受けました。

毎週金曜の夜に晩酌配信があります。時折、長く生きるんだぞと下僕達に申されます。それがまた生きて来週も会おうねと仰られているように感じ、歌詞を書く時の軸としました。なのでタイトルはすんなりと決まりました。それが“夜更けにまた会いましょう”です。


これはイメージソングなのか?と歌詞を書きながら悩む夜もありました。自分はいわゆるキャラクターソングを書いたことはありません。よくあるイメージソングのように明るくポップな曲を書ける器用さもありません。なのでえま様の視点を想像して書きました。

が、自分の視点なのかちゃんと想像が出来ているのか、全く自信が持てませんでした。えま様に共感する部分があるからこそ、これは自分の言葉だけになっていないか、と不安でした。とはいえ書いていく内に自分がこれまで書いてきた言葉以上のものが出てきて、意味を込めていって、そうして最後はちゃんとえま様をイメージして書いたものだと胸を張って言えるものになったと思います。精度に自信があるかと訊かれると微妙なところではありますが。


えま様は企画が面白いタイプのVtuberではないと思います。メインコンテンツは晩酌配信となるのでしょう。でも、どうしようもなく人間臭い。等身大の存在が精一杯生きている。応援したくなるし、その一方で自分が励まされているように感じる。特別でないことが特別、そんな身近さこそが魅力なのだと思います。


元々どうしようもない世の中で、今は輪をかけて酷いものですが、それでも来週の晩酌を楽しみになんとか生き抜いていこうと思います。


作曲の観点からも手短に語っておくと、えま様が昭和歌謡が好きということなので意識していこうかとも思ったのですが、あまりに自分の中に昭和歌謡というジャンルの蓄積がなく断念しました。その代わりにただひたすらに丁寧なメロディを書いていこうと思いながら進めていきました。

使用したエレキギターはT's GuitarsのDST-DX22だけです。3年程前にオーダーして手に入れた素敵な色のギターですが、鳴らし方がようやくわかってきた気がします。派手さはないけれど静かに鳴るフレーズがスタジオミュージシャンっぽく感じて実は好きです。ギターソロも滑らかさを意識しました。最高音へ向かう時のアーミングは上手くいったなと思っています。あと珍しくアコギも使ってます。


余談ですが、作業しながらえま様の作業配信を見ていたら、まさかtwitterで呟いたのが配信中に拾われるとは思いませんでした。心臓が止まるかと思いましたね。


これからもえま様に幸があらんことを願いつつ見守っていきます。

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