責め縄って何ですか?

この言葉はいまや世界中の緊縛ファンが認知してる言葉ですよね。
 でも実はそこまで昔から使っている言葉ではないんです。
 私が聞いた話ですと縄悦シリーズなど奈加あきら先生とかつてたくさんの作品を共に作った夢流想監督が奈加先生の縛りを見てそんな風に表現したのが最初だったと聞いています。

いま、みんな普通に使ってますよね。吊りを中心としたキツイ、苦しいのが責め縄?しっとりとしたエロいのがエロ縄?とかそんな感じに分類して使われているような。

先日奈加あきら先生とそんな話をしてたんですよね。でも、先生も仰ってましたが、自分も含めてですけどそういう分け方はしてません。
 厳しいし、エロいんですよ元々。どちらか一方ということはありませんね。常に両方です。

責め縄ってどんな意味なんでしょうね。説明しろと言われても明快な答えは私には今のところありません。縄を使って楽にさせないわけですからそれはしんどいしキツイ時も多いですよね。床縄にしろ吊りにしろ縄で責めてない事あんまりないもんなぁ。人によって変えたりしますけどSMですからそこはやはり確実に責めはある。
 でも自分からしたら縛ってそのあとどーするかのほうも大事です。責めた結果、相手の目や表情や息遣い、身体の美しさがどんどんエロくなるわけですよね。眺めるもよし、弄るのもよし。相手を見てさらに、どうするかを考えながらやるわけです。責めているのにこっちが逆に責められてるような感覚になることもあります。
 もう終わりなの?こんなもんでいいの?とか、みたいなやり取りが相手との雰囲気の中で伝わることがあるんですよ。そうなったらまたさらに限界近くまで責めていくときもあります。逆にもう限界なんだけどやめたく無いおろさないで欲しい、、みたいなのもわかる。そういうときそれでも終わらなくちゃならない。
 単純にキツく縛るとか負担が大きい吊りをするのが責め縄だ!みたいな感覚では無いということですね。

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