9月27日の編集部による記事に対して、J. Van Doornに続き二人目の反論。
1903.10.1., p.6 「Esperanto」([i.e. ]は補記した)
署名の番号は8231(AdresaroによるとOtto Dietikerというフランスの人物)だがこれは誤植、内容からして8431(Serio XXVI/Peco 1)のガントレット(George Edward Luckman GAUNTLETT, 1868-1956)しかありえない。(*1)
”(1903年)7月6日に学習を始め、7月10日には海外に手紙を書いた”としており、これは、「Kio estas Esperanto?」(*2)で、"学習を始めて四日後に手紙を書いた"としているのと一致する。
また、ガントレットが学習を開始したのは1903年夏とされているが、日付まで明確にされているものは初めて見た。
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(*1)ちなみに、ガントレットは番号10399としてもSerio XXV/Peco 2に登録されている。
(*2)1906年8月13日に行われた、ガントレットの講演。エス・日・英の三語で併記された講演録が、JEAの機関紙『日本エスペラント』3号付録として発行された。