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#5 奥泉 as 藤堂

こんにちは、こんばんは!エナメルプロデュースです。
5月公演・プロデュース第2幕『こどもの一生』 に向けて3月9日(土)のチケット発売日までの期間で《出演者のnote企画》をお届けしております。


第5回目の本日は「あんよはじょうず。」ご所属の奥泉さんです。
奥泉さんは早稲田大学演劇研究会のひと回りくらい下の後輩で、2回もエチューダー(新人担当)を担ってくださった劇研の功労者。年始には佐藤佐吉賞2023にて優秀助演俳優賞を受賞されていたのが記憶に新しいですし、つい先日APOCひとり芝居フェスティバル2024(APOFES2024)でオーディエンス賞というグランプリを見事獲得されました、今ノリに乗っているお方!座組みでは最年少でございます。

今作ではキレ者ITオタク「藤堂」役を演じていただきます!(石澤)

「こどもの一生」という戯曲を読んで思ったこと


はじめましての方も、そうでない方も、はじめまして。奥泉です。

中島らも作品、はじめましてなのですが、いやぁおもしろいです。今回のこの『こどもの一生』、演者の見た目やセリフ回しなどから、パッと受ける印象として、説明的で誇張気味な「いわゆる」演劇的な雰囲気が漂っているのですが、随所に細かい技術が駆使されているようで、分かりやすいのに重量があるというか、なんというかとても品を感じます。

寓話的な展開でありながらも、終盤は演劇がそもそも有している不条理性みたいなものが肝になってきて、最後は少ない言葉でカタルシスに導いてくれる、そんな作品だと、私は思いました!

「藤堂」という役(自分の演じる役)について思うこと


おそらく登場人物の中でもフラットな存在なのですが、その距離感からむしろ展開を動かす側にもなったりなど、丁寧にやらねばならないなと。(もちろんいつだって丁寧にやらねばならないのですが!)

他の人物に比べて表面のキャラクター性に指定が少ない印象なので、演じる私もまたフラットな状態になるのだと思います。

普通の人間もできるんだぞ、という部分を見せていきたいです!

幼少期の思い出、旅行のエピソードなど。


おじさんに可愛がられててクラスで浮いてるような子供でした。頭がいいことを鼻にかけていて、本当に感じ悪かったと思います。

でも言ってみればピュアであった時期でもあり、それを私は悪いピュアさだと認識していて、のちに今の私が生まれて、今は当時のことを忘れ始めているのですが、たまには対話してみようかと、最近思っています。

最近のエピソード(食べたものや買った物など)


ビールとウィスキー、ニンニクとデスソース、納豆と卵、そしてヨーグルト。これがここ数年の食生活です。

ラーメンはあまり食べなくなりました。一発で太るので。でも制限しているうちに店に入る習慣が消えたので、さほど苦ではありません。

いつでも脱げる身体でいたいです。


今回の公演について自分の語りたいことなんでも

主宰の石澤希代子さんは同じ早稲田劇研の先輩であり、さらに過去に相手役で共演した相手でして、一種のホームのようで安心感を抱いております。

そのうえ他の共演者もかねてより存じ上げている方々ばかりで、非常に楽しみです!

上質さを大切にしつつ、どれだけ自由にやれるか、試しに試していきたいです!!

お客様へメッセージ


不器用な私ですが、器用なフリをしてがんばります!!

王子小劇場にて、両手を広げてお待ちしております!!!



《奥泉さんご出演 公演情報》



《団体公演情報》

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