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#2 川上献心 as 院長

こんにちは、こんばんは!エナメルプロデュースです。
5月公演・プロデュース第2幕『こどもの一生』 に向けて3月9日(土)のチケット発売日までの期間で《出演者のnote企画》をお届けしております。
第2回目の本日はオーディションにて「院長」役を見事に勝ち取りました劇団風情の川上献心さんです。 石澤は図らずも一方的にたくさん川上さんのお芝居を拝見しておりまして、今回のご縁大変嬉しいです!
実は演出の青沼さんと私と川上さんは全員辰年でございまして、川上さんが加わってくださったことにより、座組みに年男&年女が合計3人以上になり大変縁起の良いことになっております!

「こどもの一生」という戯曲を読んで思ったこと

初演は30年以上も前なんですね。
当時の世界をうまく切り取ってほしいと依頼され書いた、という文をなにかしらで読んだと記憶しています。
作中に出てくる言葉遣いやアイテムを見るとやっぱり現代としてはちょい古いものが多く出てきますが、これをどのように扱っていくのだろうか、とわくわくしています。
文庫本として出ているこの本の裏表紙には『三分の二は笑いに溢れ、最後の三分の一は恐怖に引きつる超B級ホラー小説』とあり、過去に上演された公演の感想レビューなんかを見ると、急にホラー方面にぐぐっとハンドルが切られただとかジェットコースターのようだとか。
しかしそれはたしかに、はっきりとした恐怖感が、なんだか得体の知れないぞわぞわを伴って、あるシーンを境に急にやってくるのです。
いややってくるというよりは、こちら側から向かってはいるのですけどね。
ずいずい進んでいって角を曲がったらそこに居た、というような感覚に近いかもしれません。
この文庫本は普通に買えるので、もし気が向いたらご観劇前に買って読んでみてもよさそうですね。
この作品の良さ、面白い部分をたくさんお客様にお伝えできたらいいな、と強く思っています。

「院長」という役(自分の演じる役)について思うこと

私が演じる医師というのは、作中での補足や話の展開を補助するポジションだと認識しています。
お客様にとってうまいこと邪魔にならないようにして各シーンの中心人物を、また各々のシーン自体を、ひいては作品全体をひっそり支えていければと思います。

幼少期の思い出、旅行のエピソードなど。

小さい頃にどこかへ出掛けた記憶とかはっきりした思い出がないので、この欄ぜーーーんぜん書けることがないんですね実は。
とっても申し訳ない。自我が芽生えたのが最近なのかもしれません。

最近のエピソード

謎がどゅわーーーっとほどける瞬間が好きなので、ここ最近はミステリー小説ばっかり読んでいます。
でも世の中のジャンル分けってやや甘くて、おすすめミステリーとかいう棚にホラー要素が強めのやつがあって。
面白かったけど怖かった。怖かったけど面白かった。ので、ホラー小説というジャンルもなるべく探すようになりました。
できることなら世の中にある傑作と謳われるミステリーを全部読みたいです。

今回の公演について自分の語りたいことなんでも

過去の上演を見たことがなく、中島らもさん作品も今台本で初めて読みました。
一方で主宰の石澤さんはかつて上演されたものにものすごく感銘を受けていつか自分でも演じてみたいとずっと心にあったようで、それが今回ついにやれるのだととても楽しみにされていたことが、お会いしたときの表情からみてとれました。
上演にあたって集められた石澤さんが信頼するキャスト陣スタッフ陣の中に僕ひとりだけオーディションでこそこそとお邪魔しているので、もともとの作品の良さを損なわないようにしながら、演出の青沼さんや共演者たちスタッフさんたちのちからを借りて、石澤さんに楽しんでもらえる『こどもの一生』をお渡しできたらいいなと思うばかりです。

お客様へメッセージ

コメディでありながらホラーの側面もあるとのことですが、実は私怖がりなんですね。
なんとか律しながら頑張りますので、怖いの得意じゃないお客様は私と一緒に怖がりましょうね。
得意な人や余裕のある人たちはコメディ部分を笑ったりにやにやして楽しんでっていただければ幸せです。
皆様にとってよい観劇体験になりますことを願って、我々全力で努めます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


《公演情報》

あるいはエナメルの目をもつ乙女
プロデュース第2幕
『こどもの一生』
作:中島らも
  ✖️
脚色・演出:青沼リョウスケ(劇想からまわりえっちゃん/吉本興業)

製薬会社社長とその秘書は、瀬戸内海のとある孤島にある医学クリニックを訪れる。そこで行われている精神療法を受ける患者たちはストレスを取り除くため10歳の「こども」に返り、共同生活をすることになるが…

エナメルプロデュース第2幕は石澤希代子選りすぐりの名優達と鬼才・青沼リョウスケを演出に迎え、幾度も再演され愛された傑作ホラー戯曲に挑む。
小劇場界に蘇る懐かしきスリル!ショック!
あなたは「大人」でいられますか?

Cast
中村猿人(劇想からまわりえっちゃん)
高木健
石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
鈴木麻美(にわか劇団けだものの界隈)
奥泉(あんよはじょうず。)
川上献心(劇団風情)
助川紗和子(知らない星)
ムトコウヨウ(劇想からまわりえっちゃん)

Staff
舞台監督:小川陽子
美術:いとうすずらん
照明:松田桂一
音楽:坂本弦
音響:谷井貞仁(Collage Sound)
振付:青沼リョウスケ(劇想からまわりえっちゃん/吉本興業)
衣装:荒川智都
小道具:定塚由里香
演出助手:金子賢太朗(演人の夜)
稽古場代役:時吉海希(ターリーズ)
サポートスタッフ:西島朱里、八角ちゃん、竹田梓乃
宣伝美術:藤尾勘太郎
宣伝撮影/舞台写真:保坂萌
宣伝衣装:石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
PV撮影/作成:つかてつお
映像収録/配信:まがたまCinema
制作:吉田千尋(LUCKUP)
企画/製作:石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
協力:株式会社中島らも事務所、あんよはじょうず。、VOLINCY ACT、演人の夜、CAFE&BAR Days、株式会社Claudia、株式会社DAYS、株式会社マイターン・エンターテイメント、Collage Sound、劇想からまわりえっちゃん、劇団風情、知らない星、宗明建設、ターリーズ、にわか劇団けだものの界隈、まがたまCinema、吉本興業、LUCKUP (順不同)

Time Schedule
2024年5/15 Wed〜19 Sun
5/15(水)19:00(前)
16(木)14:00(前)/19:00(前)
17(金) 14:00(前)/19:00(後)
18(土) 14:00(後)※/19:00(後)
19(日) 12:00(後)/16:30(後)
※託児サービスがあります。(要予約)
イベント託児・マザーズ0120-788-222
0才・1才2,100円
2才以上1,050円

受付開始は開演の45分前、入場開始は開演の30分前です。

Ticket
★事前精算/予約順良席確保・税込
●特典付きチケット6,000円
扱い別役者の限定ブロマイド(直筆サイン入り)&額入りフライヤー(出演者8名の直筆サイン入り)
●前半一般 4,000円
●後半一般 4,500円
・予約期限…5月11日(土)23:59迄
・決済方法…銀行振込

★当日精算/座席指定不可・税込
●前半一般 4,000円
●後半一般 4,500円
【割引(当日精算のみ)】
◾️障がい者割引3,800円(数量限定/要手帳提示)
◾️U-25 3,000円(数量限定/要身分証提示)
◾️U-18 1,000円(数量限定/要身分証提示)
◾️リピーター割引[500円キャッシュバック](要半券提示)
・予約期限…各回開演3時間前
・決済方法…現金・クレジットカード・電子マネー・PayPay
※複数の割引は併用不可

3月9日(土)20:00予約開始


★映像配信 3,000円
3月9日(土)20:00予約開始
※5月22日(水)19:00〜視聴可能/税込
・購入期限…6月30日(日)21:59
・購入後初回ログインから30日間視聴可
・決済方法…クレジットカード決済・セブンイレブン決済

Access
王子小劇場
〒114-0002東京都北区王子1-14-4地下1F
TEL・FAX:03-3911-8259
ロビー直通番号:03-3911-8142(公演期間中のみ)
JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩5分

About Us
あるいはエナメルの目をもつ乙女プロデュースとは?
役者の石澤希代子が立ち上げたプロデュースユニット。石澤の好きな戯曲をゲスト演出家に演出してもらい、自身も出演する。2023年夏にプロデュース第1幕「フローズン・ビーチ」をWキャストで上演した。

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MAIL:enamelproduce@gmail.com
TEL:070-3180-0375(制作 ヨシダ)
公演最新情報!
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Caution
新型コロナウイルス対策については、政府および関係各機関、劇場から提供される情報を踏まえ、随時対策を行ってまいります。
ご来場のお客様へのご案内につきましても、随時ご案内してまいりますので、必ずHPやSNS等の最新公演情報をご一読の上、ご予約・ご来場くださいますようお願い致します。

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