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#4 万葉 as愛/萌【WHITE】

こんばんは!エナメルプロデュースです。
8月末公演・プロデュース第1幕『フローズン・ビーチ』 チケット発売に向けて、隔週で《出演者のnote企画》をお届けしております。

第4回目の本日は万葉さんです。
万葉さんとは10年前にスイス・オーストリア・ドイツのヨーロッパツアー公演での共演が初めての出会いでした。
持ち前の歌唱力を生かし、ミュージカルやストリートプレイでの女優活動の他、脚本家・演出家としてもご活躍されております。


「フローズン・ビーチ」という戯曲を読んで思ったこと

第一印象は<なんだこの戯曲…!>と思いました。サスペンス・コメディーの傑作とは知っていましたが、ホラーでもありミステリーでもあり。
結末も意外だし、軽快なシーンから急転直下の連続。強烈なキャラクターたちが繰り広げる愛憎劇。今まで出会ったことのない世界観。
楽しみな気持ちももちろんありますが、稽古が始まる前の今は自分の実力で太刀打ちできるか不安も強いです。
この物語をAPOCシアターの距離感でどう3次元化するのか、そして共演する素敵な女優さんたちと舞台上での共同生活・ガチンコ勝負が楽しみです。

「愛/萌」という役(自分の演じる役)について思うこと

今回の私の役は愛、そして萌という双子。
どう演じ分けるかがミソになるんじゃないかと思います。
愛は自分自身とすごく似ています。感情の起伏が激しいところ。自分勝手で自由奔放なところ…。
そういう使える部分は投影させつつ、人間臭くてどこか憎めない、魅力的な愛を探っていきたいです。
主宰の希代子さんから「愛はお色気枠」と伺ったので、文字通り体張って演じます。脱ぎますしね…。
愛と対照的な萌は…掴みどころなくまだわからないのが本音。ふた役演じ分けるのは初めてなので、稽古時間の許す限り丁寧に探っていきたいです。

海や夏の思い出、旅行のエピソードなど。

女4人で熱海に一泊二日の飲んだくれ旅行しました。
私は当時執筆の〆切に追われていて、新幹線の座席を遠ざけて執筆し、後ろのほうでみんなは朝から宴会。
ホテルに着いて私は執筆、みんなは煩悩を祓うとか何とか言って写経してました。謎に無言の室内。
終わったら温泉入ってホテルの安いバイキングたらふく食べて、部屋で飲んだくれながら散々くだ巻いて…思い返しても最高に楽しかったイカれた女たちの旅行でした。翌日は秘宝館とか行きました笑

最近のエピソード(食べたものや買った物など)

やはり落語が好きです。
稽古がない期間、週1は落語にいきます。
深夜のウォーキングのお供にもApple Musicで落語、おすすめです。

桃月庵白酒さんを長らく追っかけています。
これまで何かにどっぷりハマったことはないのですが、推しができると人生楽しくなりますね。まるまるとチャーミングな表情と話芸に惚れ込んでいます。

今回の公演について自分の語りたいことなんでも

今回、私はオーディション組です。
新しい刺激が欲しいと思っていた時に見つけたケラさん作品。女4人で3時間弱。
役者として一皮も二皮も剥ける、きっと今後の自分の力になる作品だと思いました。
最後にオーディション受けたのは結構前だったのでとても緊張していましたが
実際始まってみると変わる変わるいろんな役を読みました。参加者ひとりひとりの張り詰めた空気感と、役をモノにするという熱意に圧倒されたのを覚えています。

あのヒリヒリした気持ちを胸に、
旗揚げをフローズンビーチに掲げた主宰の希代子さんの徹底したこだわりや意気込み、そしてその期待に応えられるよう
座組み一同新たなフローズンビーチを生み出せたらと思っております。

お客様へメッセージ

劇場でお待ちしております!


【万葉さんの次回出演】

三ツ星キッチン Original Musical
『LOVE』
2023年6月14日(水)~18日(日)
@中野ザポケット

予約▶ https://t.livepocket.jp/t/love2023
5月20日(土)10:00一般発売開始

※お席の選択可。
※キャストアンケートで万葉さんを選んでください。

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