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江戸時代にタイムスリップする旅

次なる旅先を探すにあたり、年末に行ったエクアドルで黄熱病の研究をしていたという野口英世をふと思い出し、出身地である福島に行くことにしました。ドイツ生まれ、アメリカ育ちの友人を誘ったところ、おー、もうすぐ猫の日だしね!と謎発言があったので、何言ってるのかよくわからないけど一緒に行ってくれるならまいっかと思いつつ、念のため、何で猫の日?と聞いたら、吾輩は猫であるを書いた人の故郷でしょ!と。それ1000円札違いな、と思いつつ、あ、うん、kind of…と返しておきました。
ということで行く前から既に予想される珍道中ですが、会津若松の鶴ヶ城にあった休憩所で、寒いしコーヒーでも買おうかなとメニュー見ていたら突然売り場のおばちゃんに英語で話しかけられました。シャチホコの形したたい焼きみたいなものを一生懸命説明するおばちゃんを見て、私はコーヒー飲みたいだけだけど、友人が食べるだろうとシャチ焼きも買い、場の雰囲気壊さないように日本語わからないふりをする程度には空気を読める日本人なんだけどな、と思いながら😅

これです。シャチ焼き


そして野口英世といいつつ色々調べているうちに今回の主目的となった大内宿へ。湯野上温泉駅から電話したら来てくれたタクシーの運転手が、中山はどこに行くの?と聞いて来たので、えらいフレンドリーだなと思いつつ、中山は大内宿に行きますと答えたら、え?中山でしょ?と言われ、会話が噛み合わずしばし沈黙ののち、どうしたら良いのかわからないので、はい、私は中山ですが…と答えたら、あー!中山さんね!中山って地名があるからそこに行くのかと思ったのよ!と。会話の中で中山が渋滞している…
ちなみにその中山とは別に郡山に中山宿があるらしく、中山の端くれとしては大内宿ではなく中山宿に行くべきだったか?
気を取り直して、大内宿はかつての宿場町で、茅葺き屋根の家並みを歩くと一気に江戸時代にタイムスリップです。

雪で茅葺き屋根が見えない😅
夜はこんな感じ

名物の高遠そばという、箸の代わりに1本のねぎを使ってそばを食べる、通称ねぎそばを食べました。ねぎは薬味でもあるので時々齧ってくださいと言われました。かじって短くなったらそば食べられなくない?と思ったらちゃんと箸もありました。

ネギの存在感
ちゃんと箸じゃなくてねぎで食べましたよ


せっかくなので大内宿内の民宿に宿泊しましたが、宿泊客が中国人と韓国人のみでした。というか全体的に観光客は少なく、湖好きとして猪苗代湖にも行きましたが、こんな寒い季節に行くところではないのか、観光客は誰もいませんでした…

ちなみに大内宿は夏から秋にかけてが1番観光客多いそうです。こんなに雪積もってたら茅葺き屋根見えないしね😅

でも雪のおかげでかまくら見れた!
雪灯籠も!
猪苗代湖
本物の白鳥(左)とニセの白鳥(右)🦢
まるで女王!
鴨たちをカモる白鳥
野口先生にご挨拶

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