見出し画像

【2020年2月15日】 飯島直樹さん 告別式 献奏前のスピーチ


このたびは、まことにご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。
私たち4人はWorld Supreme Funky Fellows 2102という音楽ユニットをやっております。
私はバンマスでDJのエイジ、ベース、トラック製作のコミヤマ、ギターのイワブチ、ボーカルのヨシダです。

 1998年、僕たちはブリストルのワイルドバンチやスミスアンドマイティのように好きな音楽を混ぜて自分達でやれることをやろうと、素人ながらライブをやりデモテープを作って友達に配っていました。
そこへネットを通じて飯島さんに声をかけて頂きエンジェルスエッグレーベルから音源をリリースさせてもらうことになりました。

当時江古田にあったゼロに初めて行ってお話した感じを今も覚えています。
昼行って夜までお店のカウンター越しに沢山話しました。
音楽に対してとても熱く、人に対してはとても優しく、対話して前向きに進めてもらえる。
世界や足元の現実をきちんと見ながらも、決して悲観することなく、愛情とユーモア溢れたアイディアを具体的な行動で周囲をより良く変えていく。
自分自身と周りの人の可能性を信じきっていた方でした。


それからはエンジェルスエッグレーベルのアーティストとして一緒にDJやイベントも沢山やりながらアルバムやシングルを出させていただきました。

【Angel's Egg web:WSFF2102サイト】
http://www.angelsegg.jp.org/wsff2102/index.html

無題のプレゼンテーション

画像2

どこにいってもゼロの飯島さんのレーベル所属ということで様々な素敵な方々から暖かい理解と支援を頂けました。

画像3

画像4


飯島さんには常に尊敬と感謝の気持ちを持っていましたが、改めてこれまでのことは奇跡、有難いご縁だったと思います。
飯島さんは親友のトビー(Moonflowers,Breakbeat ERA)さんがいる天国の大きなディスコに先立たれました。
飯島さんほど地に足ついて自分自身の信念を持ちながら、周りの人の夢を実現することに精一杯生きている方はいません、ご一緒できて幸せでした本当にありがとうございます。

とても寂しい気持ちで一杯ですが、飯島さんにいただいた、楽しく生きる基礎となる、タフで暖かいベース、大きな愛情の感覚を忘れることなく心と身体を揺らすことを、周りに伝え続けていきたいと思います。


メンバー4人集まってライブをやるのは10年以上ぶりですが、感謝の心をこめて演奏させて頂きます。
2001年にエンジェルスエッグレーベルより7インチシングルでリリース、全ての人達に心地よいメロディとしっかりしたリズムが必要、大切だと伝えたい曲です。
WSFF 2102 / (Not for) Lovers
https://youtu.be/LcNxi2IE74k
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?