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七つの大罪

昨日、引用した記事の、

関連動画があったので、そちらも見ていたのですが、

(『プロセスエコノミー』がボコボコに酷評されております)


上記動画の、
本編と全然関係ない部分なんですが、
以下の部分に、
個人的に、とても共感しておりました。

(引用はじめ)
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(1時間28分)
あれ僕、めっちゃ昔から気になっているんですよ。
「七つの大罪」

「七つの大罪」もさ、「色欲」と「嫉妬」が近すぎるんだよね

「色欲」と「嫉妬」、かなり似たもんだけど、
これ別の概念として立項したんだみたいな。

七つだと、もっと別のやつあった方がいいと思うんだけどなぁってモヤモヤしてるんですけど、

それ以上に腹立つの「強欲」ね。

「強欲」に包含されてるから「色欲」は。「暴食」もね。
「食欲」もさ、「性欲」もさ、「強欲」に包含されて いるから

もう、バカが考えたただろ、あの七つの大罪っていう。


MECE(モレなく、ダブりなく)な分割できる奴が考えろよ七つの大罪。
すごい嫌ですねあれ。腹立つなあ。

全然関係ない話で怒っちゃった。
ーーーーーーーーーー
(引用終わり)


分かる。


『鋼の錬金術師』読んだとき、
引っかかったの、そこだったんですよねー。

え?
この七つ、
なんか、変な分け方されてね?
って。

(七つの大罪→憤怒、怠惰、嫉妬、色欲、暴食、強欲、傲慢)

たとえば、仏教の三毒、
貪瞋癡(とんじんち)
が、めちゃくちゃすっきりとした分割なだけに、

この七つはない。
と感じてしまうんだよなぁ。

(三毒→人間の不幸の根っこは、
貪(むさぼり)か、瞋(いかり)か、癡(おろかさ)であるっていうの、
その通りすぎて、ぐうの音も出ません)
(時にはこの3つがコンボするっていう)


なんで人間が貪るかっていうと、
「今の私は何かが足りてない。それを埋めなければ」
って恐怖があるからで、
(足りない!と思うのは、お金だったり、知識だったり、人脈だったり、時間だったり、食べ物だったり、パートナーだったり、色々だけど)
(足りないと死ぬ!って恐怖が根っこかも)

なんで人間が怒るかっていうと、
「誰か(何か)を自分の思い通りにしたい(のに思い通りにならない)」
って思うからで、
(でもそもそも、他人を思い通りに支配したいのって、支配しないと自分が殺される、って恐怖が根っこかも)

根っこが恐怖から動くと、自分も他人も不幸にするよ、っていうことが
わからない状態が「おろかさ」なのかも、

って考えると、

七つの大罪も、三毒ですっきり分けられる。


「貪(むさぼり)」…色欲、暴食、強欲
「瞋(いかり)」…憤怒、嫉妬
「癡(おろかさ)」…怠惰、傲慢


3つの項目ですむものを、
わざわざ7つに分けなくて良いと思うし、

わざわざ7つに分けるなら、
もうちょっと違う分け方がありそうに思うので、

モヤモヤするんですよねー。


あ、『鋼の錬金術師』自体にモヤモヤすることはありません。
ハガレンは名作。

ちなみに、一番好きなキャラクターは、
オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将です。

『鋼の錬金術師』16巻より


どうでも良いところにひっかかる
オタクの悪癖のお話でした。

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