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出張編集部に行ってきた

9/3(日)に東京ビッグサイトで開催されたコミティア145に行ってきた。
出張編集部に持ち込みに行ったことをツイートしたら詳細を聞きたいというマシュマロを頂いたので、記憶が新しいうちに書いておく。私もこれまで誰かが出張編集部に行ったとツイートしているのを見て「詳細聞きたいぃ〜ん」と思っていたので。

持ち込みで知りたかったこと

事前に気になっていたのは、主に下記の3点だった。
・自分の絵がどういう評価を受けるのか。下手とか古いとか言われないか。
・自分の漫画がどういう評価を受けるのか。読みやすさに問題はないか。
・もしも持込先の商業誌で描くとしたら、どんな絵がいいのか。
今後、改めて創作漫画にも挑戦してみたいと思っていて、これからの方向性など何かヒントが得られればと思い、持ち込みをすることにした。

持ち込みしたもの

二次創作同人誌を3種類持っていった。2種は最近出した漫画本とイラスト本(どちらもBL要素薄め)で、1種は2015年に出した漫画本(BL要素濃いめ)を1冊ずつ持参した。
編集部によってはブースに同人誌投函ボックスがあって、「今日は時間がないという人も、この中に入れといてくれたら編集部で回覧します!」というシステムをとっているところがあった。バラまき用にたくさん持っていくという手もあるんだなと思った。

訪問した編集部

全103媒体もの編集部がブースを構えているうち、私は2媒体の編集さんに見てもらった。持って行った同人誌がBLだったので、会場を歩き回って、BLやブロマンス作品を積極的に受け付けている編集部を選んだ。持ち込みをするのが初めてだったので、めちゃくちゃ緊張しながら臨んだ。

編集部ごとの反応

1社目:編集さんがとても優しく接してくれたのでリラックスできた。絵も漫画も褒めてもらえたのでひとまずほっとした。「二人への愛がすごく伝わってきます! この二人はどのくらいの期間描かれてるんですか?」と尋ねられたので「15年くらいです…」と言ったらびっくりしながら笑っていらした。ガハハ。2015年の本に比べて漫画が成長している様子が見られると言ってもらえた。よかった成長してて……。

2社目:絵と漫画が読みやすい点を褒めてもらえた。ただ、BL向けを想定すると、線が太くて絵柄も幼いかも…との指摘を頂く。近年は児童向けやビジネス向けの仕事が多かったことを話したらすごく納得していらした。今の絵の感じはクリーンすぎる雰囲気なので、2015年の絵の方がBL的には良いとおっしゃっていた。この編集部の発行している媒体では1pあたり何コマ程度が目安なのかなどを質問して、教えていただいた。

2社で優しい言葉をかけてもらったところでなんとなく満足したことと、出張編集部コーナーが全体的に混雑してきたことで、この日の持ち込みは終えることにした。

持ち込みの収穫

・絵としても漫画としても一定のクオリティには達しているのだなと思えて、少し自信がついた。下手とか古いとか読みにくいとかわかりにくいとかは言われなかったので、ひとまず安心した。そもそも出張編集部という場でそこまで厳しいことは言わないんだろうなとも思うけども……
・自分がどんなジャンルが描きたいのか、テーマやジャンルがまだまだぼんやりしている。
・どんなジャンルのものを描くにしろ、絵とかタッチとかにもっと味があるほうがいいな、私はそういうほうが好みだなと思ったので、なんか……いろいろ……模索してがんばろ……と思った。

とにかくまずは何か描いて完成させなければ。頑張ります。

体験談は以上である。思ったより短い記事になってしまった。なんか感想とか気になることとかあったらマシュマロください。

おわり


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