軽くても事実

私は人生のうち25年くらい、明らかなるデブであった。今日は、その25年、デブという自覚がなかったという話をしていた。

ゆーて今だって痩せているとは言えない。が、25歳くらいでダイエットしたので、今は少なくとも、見知らぬ女子高生からすれ違いざまに「足太っ！！」とか言われることはなくなった。

「なんで太ってるってわかんないの？　体重とか体脂肪とかの数値で出てるじゃん」とくろちろこさん。

「肥満は肥満だけどね、私くらいだと『軽肥満』だったの」と反論する私。

「軽肥満も肥満だよ！　軽犯罪は軽犯罪でも犯罪でしょ！」とくろちろこさん。

グワーーーーーーーッ！！　もう論破である。ぐうの音も出ない。衝撃だった。私は心のどこかで、いまだに軽肥満は肥満じゃないと信じていたフシがあったのかもしれない。「軽犯罪は立派な犯罪だわ」と言いながら5分くらい笑いがおさまらなかった。

軽肥満は肥満だ。反省した。これからは心を入れ替えて生きていこう。繰り返すが「肥満の軽いやつ」は「肥満」だ。忘れないようにしたい。