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大人が解けない?中国の小学生用算数問題

今日スマホを充電しながら使っていたら、ふっと、自分の小学生時代に解いていた数学の問題を思い出した。

これは未だに中国の小学生の教科書に載ってあり、必ず解く数学の問題の一つである。時に子供の宿題を指導しようとする親達も泣かせるあの有名な注水問題だ。

「一つの水槽に注水管と排水管がある。注水管だけ開けたら3時間で水槽を満タンできる。排水管だけ開けたら4時間で水槽を空にできる。同時に注水管と排水管を開けた場合、何時間で水槽を満タンにできる?」

水管

同時に開ける?大事な水を浪費するな!って言いたいよね。

解けない親達も内心、こんな問題を出す出題者は水を出したいのか、貯めたいのか、応用場面はまるでない、頭がおかしいのではと思っているに違いない。

大人になってから、お金を稼ぎながら使う;スマホを充電しながらテレビ電話する;スイーツを食べながらダイエットするなど、意外と応用場面はたくさんあるんだなと納得する人もいる。(わたし、笑)

ちなみに、数学オリンピックレベルとなると、もっとクレージーな設定になる。下記のように注水管と排水管が複数かつ各々の水管の太さが異なる(=水の流れる速度が違う)という複雑な設定にされてしまい、一段と難しくなる。

注水 多い



小学生の数学問題と言ったら、もう一つ有名なテスト問題があった。

「テーブルの上の猫の耳から、床の上の亀の甲羅までの距離は170cm。一方、テーブルの上に亀、床の上に猫がいる場合の両者の距離は130cm。では、テーブルの高さは何cmでしょう?」

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この問題、子どもなら頭の固い大人よりずっとスムーズにできると言われている。

興味あったら、方程式を使わずに小学生の発想でチャンレンジしてみてください。

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