日蓮正宗の御会式はどんなことやるの?

10月になると御会式で忙しくなります、日蓮正宗の御会式は厳密に言うと9月29日に有明寺様で始まり
12月15日に 下ノ坊で終わります。
9月29日は日有上人、12月15日は日目上人の御正当会となります。
日蓮正宗ではこの御会式に参詣しなれば日蓮大聖人の弟子でも信徒でもない。364日寺院に参詣しても御会式に参詣しなれば意味は無い。と言われてます
それほど重大な行事なのです。

昔は紋付袴行くべきとされてましたが今はスーツに白ネクタイ。 もちろん紋付袴や着物で参詣される方もいます。
晴れ着でいくのです。

挨拶はおめでとうございますと言います。

日蓮正宗の御会式は日蓮大聖人様が滅不滅、三世常住を顕された慶事ですからね。

ではどんなことをするのか
ここで大石寺の御大会の流れにそって説明しますね

まず着山して御開扉

そのあとお練り 助番の御僧侶が走って御法主上人へ説法を願います。法華経の三止三請をあらわします。
御法主上人が入場され御影堂の上行座へ座されると高座説法を願い出られる。

寿量品の説法。

御法主上人猊下と六人の御僧侶で三三九度
御酒を酌み交わし、御本佛師弟の常住をお祝いするのです。

勤行衆会 (丑寅勤行)

御正当 読経と申状奉読 まず日有上人の申状
立正安国論
日蓮大聖人申状(宿屋左衛門尉許御状)
日興上人申状
日目上人申状
日道上人申状
日行上人申状

お花くずしのお経

布教講演

末寺では 御正当から布教講演があって
お花くずしになります。

お花というのは造花のお花、桜ですね。
日蓮大聖人が御入滅されるときに咲いたと言われてます。ちなみにご誕生される時は蓮華が咲きました。
インドと日本を代表するようなお花ですね。
御会式はこういうふうに行われます。
すごく楽しいですよ御会式って ノリが文化祭みたいで
だから終わったら少し寂しいんですよね、

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