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含みがイライラも感動も生むらしい。

言語学講義のまとめをしています。

今回のテーマは「会話の含み」

ポール・グライス「協調の原理」をベースにした内容でした。

言語には4つの公理 1.量 2.質 3.関係 4.容態 があるそうです。

この公理を守ることでより正確な話ができます。

ただ日常ではこの公理を守るとつまらなくなります。

公理を意図的に破り、言いたいことを表現している。

それが「会話の含み」です。

  • 日常での含みとズレ

人と話していると言いたいことが分からず困惑することがあります。

また伝わらずにイライラすることもあります。

含みがわからないと、人間関係が苦しくなります。

京都のいけずを始めとして、日本語には含みが多いイメージがあります。

けれどもどの言語でもあるのですね。

  • 含みを読み取ってもらえると嬉しいし感動する。

この間、妻にコーヒーを頼みました。

チョコを合わせて食べようと思っていました。

たたチョコのことは言っていません。
あとで冷蔵庫から自分で出そうと考えていたところ、添えて出してくれました。

小さなことでしたが、感動しました。

一回目の記事はこちらです。

ご覧いただきありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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