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スタイリストの壁。指名売上30〜100万円の達成に必要な知識と工夫について

70万の壁

70万の壁は「信頼」


50万円の壁を乗り越えたあなたは、次のステップと向かいます。
70万円の壁は一つ信頼を得ることだと思います。
少し信頼について先にお話しします。
「よく信用してるわ!」とか
「信頼してるわよ!」
と、言われたことはあると思います。
僕は、信用と信頼の違いが大きく違うと思っています。
信用とは、実績や成果を出してそれに対しての評価だと思います。
美容業で例えると、カットが気に入っているや接客が心地よいとかお客様が感じるスタイリストへの評価だと思います。
信頼とは、信用がある事が前提でこれからの行動や期待をする感情の事だと思います。
これからの事に期待するという形の無いものに対する感情はお互いの事を知っているからこそ、信用しているからこそできる事だと思っています。
だから、たくさんの情報をお客様に提供し、またお客様から提供してもらい全てではないですけれど、お客様のライフスタイルや性格などに合わせた提案が必要となってくるでしょう。
という事は、
いかに30万の壁「安心」を感じてもらい
50万の壁「提案」を乗り越え
70万の壁「信頼」をつかんでいくかで、次のステージが見えてきます。
では、上記の内容を踏まえた上で本題に入っていきましょう。

50万を超えてきて、お客様もたくさんご来店いただけていると思いますが
このあなたのお客様の中に、
「今日は○○さん(あなた)にお任せしてみようかなぁ!」
「こんな髪型にしたいけど、後はおまかせで!」
というお客様は何人いますか?
70万は信頼を壁に考えていくものです。
信頼とは、安心と信用を超えた次のステージとなります。
もう、お客様はあなたの接客や技術力は認めていただけています。
今後は、今までしたことない髪型にチェンジしたいと思う願望が生まれてきます。
あなたにならお任せしても大丈夫というお客様の心の現れです。
僕はこのプレッシャーが何とも好きで新鮮な気持ちになってましたね。
ここでは、少し無理な注文でも快く受け入れ瞬時に頭で展開図(カットの構成)を考え無理を伝えずに、違った方法で無理を可能に変える提案をします。
例えば、いつもサイドの髪が跳ねるのに真っ直ぐのスタイルを提案されました。
スタイリスト「跳ねるから無理ですね!」と言うと
お客様「そんな事わかってます!けど…」
こんな結果になる事はわかってますよね。
ではなくて、
スタイリスト「30分プラスでお時間いただけたらご希望のスタイルに仕上げますよ」
お客様「じゃ、お願いね!」となりますよね。
内容をどうこうより、今の自分なら何かできる事がないかををしっかり考え
お客様に伝えた方がさらにファン化が進みます。
後は、時間の許す限り自分のできる事を精一杯するのみです。
こうしてどんどん今まで出来ないことにチャレンジすることで、色々な事が出来るようになり一気にスタイルの幅が広がっていくのです。
そして、少しずつ自身がついていきスタイリストから色々な提案をすることで
お任せして良かったという気持ちが紹介につながり、更にお客様が来店していただける事でしょう。
70万の壁は、あなたの技術の向上をあまり目的とせず、お客様の悩みとライフスタイルにあった提案をし、お客様との心の距離を縮める工夫をする事だと思います。
信用と信頼を意識し、更なるファンを増やしていく事に精一杯努力してください。

いかがでしたでしょうか?技術の向上にプラスし、お客様の心に響くスタイリストになるように努力してください。
次は指名売上100万円の壁について詳しく説明していますので、投稿まで少しお待ちください。

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